雨がやたら多いこの頃、春ジャガイモを掘り上げるタイミングがなかなかありません。


写真↑はようやく晴れた週末、収穫コンテナを持って畑に様子見に行ったのですが、あららん。手前の男爵芋、真ん中のメークインがモザイク病? 株の大半で変なまだら模様が葉っぱに出て、株が枯れたようになってます。


モザイク病はアブラムシなどが媒介するウイルス感染の病害で、いったん罹患すると(農薬を使っても)治癒は難しいとか。対処法としては感染を広げないために、罹患株を引っこ抜くしかありません。


写真↑奥のデストロイヤー(グラウンドペチカ)はまだ大丈夫みたいなので、この際、ぜんぶ収穫することにしました。


男爵芋。


メークイン。


デストロイヤー。

うん? 


男爵芋とメークインはホームセンターで(検査済の)種芋を買って植えましたが、デストロイヤーだけは秋じゃがからの取り置き芋、写真↑の手前に見える赤皮はどうやらレッドムーンです。同じく秋じゃがで栽培してたのが種芋にするときに、ひと株だけ混じったみたいです。


全部で13kgでした。


自宅に持ち帰り、重さを測ったら三品種合わせて13kgでした。秋じゃががひとウネから8kgでしたから、1.5倍くらい、モザイク病に罹ってた割りには、まあまあの収量、ヨシとします。


そして、気になるのがジャガイモの肌荒れ、ソウカ病。


今回は、ソウカ病対策で植える直前の種芋の一部を自作の微生物資材、えひめAI-2に浸してみてました。さて、その効果のほどはどうだったのか、、、


土を落としてみた。


軽くシャワーで土を洗って、並べてみました。写真↑右端のデストロイヤー、レッドムーンは皮がカラフルでソウカ病の判別が難しいので、ノーカウント。左の男爵芋とメークインで見てみます。


左、男爵芋、右、メークイン。


うーん。


並んだジャガイモそれぞれの左端がえひめAI-2に"浸さなかった種芋"の列です。右2列は浸したやつ。


うーん。


確かに、男爵芋もメークインも、右側2列の方が肌荒れは少なめに見えますが、どうでしょう、、、微生物資材えひめAI-2によるソウカ病抑制、、、これは次の秋じゃがで再度、検証してみます。


ちなみに、モザイク病、ソウカ病ともにジャガイモ特有の病気なわけですが、人体には影響無しとされていて、食べても問題無しだそうです。



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