トマト3品種、ミニ、大玉、グルメ(加熱用)を畑で雨よけ無しで栽培しています。


全員順調に3段めまでの花が開いて、第一回めの追肥をするかどうかのタイミングになりました。露地栽培ですから、雨が降れば、トマトはぐーんと伸びます、葉っぱもワサワサ出てきてるので、追肥は要らない感じもしますが、迷ったら、私は株ごとに生育診断をして、追肥の要否を決めてます。


やり方は簡単。


写真↑のように、トマトの茎に自分の指を添えるだけ、、、ただし、この時に比較する茎のポイント(位置)が大切になります。


トマト主枝の先端(成長点)から、指を開いた長さ、20cmくらい下がったところで比べてます。なぜなら、ここらあたりが、トマトの今の栄養状態をリアルに反映してるから。


トマトは吸肥力、吸水力がとても強い野菜です。試しに、株元からトマトの主枝を目で追ってみると、太いところ、細いところが混ざってることがあります。雨が降ったり、根っこが地下水脈に届いたら、ぐっと太り、晴れが続くとほっそりしたり、主枝はまさにトマトの栄養状態のバロメータみたいなのです。


で、追肥の要否ですが。


もし、主枝が細く見えるようなら、写真↑のように、まず小指と比較します。雨ががんがん降る露地栽培で小指より細いようなことはまずありえないのですが、もしも主枝が小指よりほっそりしてたら、たぶん肥料切れ。株当たり、有機化成666をひとつまみ株元に追肥します。


しかし、

明らかに太い主枝には親指を当てがいます。


写真↑のように、太さが親指と良い勝負な場合、ちなみに写真は大玉トマトなのですが、、、たぶん、株は栄養充分で、茎葉が暴れ始めそうなサインでもあります。もちろん追肥は見送ります。さらに、過繁茂予防で下の方から、葉っぱを数枚切り取り、光合成の量を抑えてやったります。


右がトマト。左はナスとパプリカ。


そんなわけで、写真↑右のトマト7株(手前からミニ3、大玉2、グルメ2)の主枝をすべて簡単チェックしてみたのですが、いずれも私の親指と小指の範囲内でした。大玉トマトとグルメはギリ親指サイズでしたので、念のために、下葉を5〜6枚、切り取ってます。


そして、気になる追肥は、、、今回は見送り。


次の追肥は最初の実を収穫するタイミングなのですが、そのときもまた、同じような生育診断をしてから、追肥の要否を判断しようと思います。



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