ズッキーニに雌花が咲き始めました。


例年どおり、とりあえず咲くのは雌花だけです。雄花も待てば後からぼちぼち付きますが、最初の数個の受粉には間に合いません。放っておくと雌花の元の未受粉ズッキーニは、やがて萎んで腐ります。


最初の頃はたくさん咲いてるカボチャの雄花を取ってきて無理やり人工授粉したり(できます!)、トマトトーンなどのホルモン剤を使ったり、なんとか最初の数個も太らせようとしてました。が、この頃は面倒臭いので、止めて、最初の数個は未受粉の小さなズッキーニを花ごと収穫することにしてます。どうせすぐ、食べ切れないくらいに実が成るズッキーニ、未受粉果でも天ぷらにしたりで、案外、美味しいのです。


ズッキーニ緑、追肥用の穴あけ。


次々に雌花を咲かせるズッキーニはかなりの肥料食いです。元肥は有機資材をたっぷり入れてますが、苗の植付けから1ヶ月、新しい葉っぱが小さくなってきた感じもしますから、そろそろ追肥かな。


ズッキーニ黄色、追肥用に穴あけ。


全面黒マルチなので、株の周りに4カ所、追肥用の穴6cmφをマルチカッターで開けました。


有機化成とハイパワー苦土石灰。


追肥にはいつもの有機化成666と微量要素を含むハイパワー苦土石灰を使いました。元肥の有機資材もゆっくり長めに効きが持続するので、追肥は上乗せするイメージで株当たりひとつまみ位です。


穴に投入したら土とよくかき混ぜてから、吸収されやすいよう、穴の中に水やりしておきました。


ズッキーニ、昨年6/29撮影。


そして、ズッキーニ栽培で毎年悩ましいのが、主枝を支えるかどうか問題。ズッキーニは生育が旺盛なわりには主枝が脆くて折れやすいため、支えるとなるとなかなか神経を使います。


昨年は初めて、写真↑のような、"支えなし"を試しました。主枝が自重で倒れたら、そのまま地面を這わせてみたのです。結果はまずまず、着果も多くて誘引の手間が省けた分、楽ちんでした。


しかし、地這い栽培は栽培後半に事件が、、、株の先端がいつの間にか共用の通路にはみ出してしまったのです。これは市民農園ではアウト、、、すぐに切り戻して、結局、早めに片付けるハメになりました。


ズッキーニ、垂直支え。


やはり、狭い区画農園ではズッキーニは垂直に伸ばすのが正解なようです。


写真↑のように、ヨレて不要な下葉を取り去ってから、1.5mの園芸支柱を主枝を挟み込むように、3本挿しました。


支柱で囲む。


菜園のあちこちで使ってるため、太い16mmφの園芸支柱はもう少ししか残っておらず、やむなく、11mmφと組み合わせてます。


支柱の先端を結ぶ。


しっかり、30cmくらい差し込んだら、園芸支柱の先端を主枝が通る余裕を開けて、麻紐で結びました。これで、ズッキーニの主枝を垂直に誘引してゆきます。


とは言え、これまで垂直誘引が長く保った実績はありません。これまでだと、高くてせいぜい60cmくらい、そこまで伸びると、ひと晩の強風でポキ、、、支柱の中にあっても折れてしまうパターン続発でした。


まあ、その頃には"ズッキーニ、もう要らん"と言われるくらいに、爆成りしてるので、諦めはつくのですが、、、さてさて、そんなズッキーニの垂直栽培、今年ははたしてどうなるでしょうか。



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