どうしたわけか、今年は露地栽培のイチゴが爆成りしています。昨年もたくさん採れましたが、たぶん今年は歴代一位、天候なのか、苗がたまたま良かったのか。
畑では3.6m長さのウネ2本を使って、イチゴ2品種、宝交早生とよつぼしを栽培しています。
"できるだけ無農薬"の我が菜園ですが、イチゴだけは栽培当初から有機無農薬(土に入れるのは有機資材のみ、畑では自然由来も含めて完全無農薬)でやってきており、宝交早生はずうっとランナー苗で繋いできました。一方で、四季なり性の新品種よつぼし(種子繁殖タイプ)は評判が良かったので、3年前から毎年秋に市販苗を買って植えてます。
もともと、よつぼしは宝交早生の収穫ピーク(4月後半から5月)の後の初夏採りを期待して植え始めたのですが、
よつぼし、5/21。
防虫ネットの中で、4月からぽつぽつ赤い実を付けていて、まだ白い花をちらほら咲かせています。この感じだと、来月くらいまでは収穫ができそう。
そして爆成りしてるのが、宝交早生。
宝交早生、5/21。
畑に行くたびに、ボウルいっぱい(約1kg)完熟のデカいイチゴが採れています。
写真↑、ボウルの下はイチゴのウネに混植したニンニク(ノーブランドの中華ニンニク)ですが、こっちも病気知らず、枯れるまで待って抜きましたが、混植のおかげか丸々と太った玉になりました。
宝交早生、5/21。
ただ、さすがに新しい花の数は減りました。そろそろ収穫もピーク越えかもしれません。
そんなわけで、宝交早生は来季に向けたランナー苗を取る準備に入ります。全部で22株植えてた宝交早生ですが、その中から、まずは親株にするやつを選びます。
条件は、第一にデカくて美味しいイチゴをいちばんたくさん付けた株、ただし、葉っぱや茎に病班がないやつ、さらには、できればランナーを伸ばしやすいウネの端っこの方、、、
親株候補、目印の棒を挿します。
赤いイチゴを取り終えると分からなくなるので、親株候補は選んだらすぐに、第一、第二候補の脇に、写真↑のように、園芸支柱を挿しました。これでひと安心。あとは収穫が終わる今月末に株を整理、残した親株に追肥してから、いよいよランナー苗を育てる、、、そんな段取りになります。
そして、持ち帰った宝交早生1kg、もう食べ切れないので、初のイチゴジャムを作ってみました。
イチゴごろごろジャム。
材料、
宝交早生(イチゴ)、1kg
砂糖、340gr
穀物酢、15gr
作り方、
1. 鍋に材料を入れて、イチゴを少し潰しながら混ぜると鍋底にイチゴシロップが出てくる。
2. 強火で5分、アクを取りながら煮詰める。さらに中火で15分煮詰めたら、完成。イチゴの実がごろごろ残る柔らかジャム700grになりました。もっと固め、クリーミーなやつにするなら、さらに煮詰めます。
所要時間、20分。
イチゴで作るのは初めてなので、あちこちイチゴジャムのレシピを見ましたが、みなさん、かなり時間をかけてる、、、あるレシピは砂糖を混ぜてひと晩放置とか。いや、そんなに待てんぞ。まー、ふつうのレシピはたぶん、スーパーで売られてる固い未熟果のイチゴを使うから、時間がかかるのかなあ?
今回は、畑から真っ赤な完熟イチゴのみを摘んで使ってるので、砂糖と混ぜたらすぐに溶け始めて、とってもカンタンでした。砂糖抑えめ、穀物酢(レモン汁でも可)は色褪せ防止で入れてみました。
食べたら、砂糖の甘みの中にイチゴの完熟甘みが乗っかって、しかも柔らかいイチゴの実がごろごろ、かなり美味いジャムになりました。塩クラッカーにちらっと乗せたら、ビールとも合う合う。
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