畑に定植したトマト苗たち、先端が風よけのネットに届きそうになりました。開けてみたら、写真↑のように、新しい葉っぱがワサワサ伸びて、花芽も2段めまで付いてます。仮支柱なしですが、しっかりと育ってくれました。


さすがにこのまま放置しておくと、パタンと横に倒れそうなので、そろそろ苦手?な誘引を始めます。


風よけネットとダンポールを外して、誘引のための支柱を立てました。


トマト(右)とナス、パプリカ(左)。


トマトとナス、パプリカは今季は隣り合わせ、トマトのネットを外すついでに、ナス、パプリカの方も、ビニールトンネルを外しました。ナス、パプリカも茎が太くなってたので、風対策で短い仮支柱を立て軽く紐誘引しています。


トマトの方は、今回が本支柱。16mmφx2.1m長さの園芸支柱を株から10cmくらい離した後方にまっすぐに挿しました。挿しこみ深さは30cmです。


そして、苦手な紐誘引。

ミニトマトの紐誘引。


太めの麻紐を使い、花芽を避けて、茎を巻いたらくるくると撚ってから支柱に括りました。トマトの茎はこれからすぐに太くなるので、撚り方にはかなり余裕を持たせてます。


ミニトマト3株、大玉トマトふた株、合わせても5株しかないのですが、まだ茎が細いときにやる、この最初の誘引がトマト栽培で私がいちばん緊張する作業なのです。なんとか無事に終わりました、はー。


グルメトマト2株は誘引無し(真ん中は混植したエゴマ)。


西端に植えたグルメ(加熱用)トマト2株には、今回は誘引支柱は立てませんでした。草勢が極めて強く、ウワサでは地這いもできるらしいグルメトマト(モルト・ヴォーノ)は、脇芽を伸ばすソバージュ栽培を予定。もう少し草丈が伸びたら、背面に誘引用の園芸ネットを張ってやります。


トマトの脇芽。


そんなわけで、ソバージュ栽培のグルメトマトは脇芽は放置しますが、ミニと大玉トマトは脇芽は欠いていきます。主枝1本仕立ての大玉トマトは出てきた脇芽を全て取り、主枝と脇芽一本で仕立てるミニトマトは、1段めの花芽の下に出る脇芽だけを残して、あとはポキポキ取り去ります。


ポキポキ、、、と書きましたが、脇芽はできる限り(晴れた日に)指で折りとるようにしてます。ちなみに、ハサミを使い回す場合は、切り口からの雑菌侵入のリスクがあり、都度しっかり洗ってやる必要があります。


ミニトマト、1段めの花芽(実)とその下の脇芽。


写真↑がミニトマトの2本仕立てで残す脇芽です。ふつうは、1段めの花芽の下に強い脇芽が出るので、それを残すのがオススメ、その方が後の生育が良いと言われてます。


ただ、他の脇芽を使っても、経験から言わせてもらえば、大差は無し。なので、私は花芽下に拘らず、誘引しやすい方向に出る脇芽を使ったりもしています。


花芽(蕾)、3段め。


"トマトの肥料って、どの位の頻度であげてますか?"


トマトのお世話を終えてよっこらしょ、背伸びをしてたら、川沿いの散歩道から声が飛んできました。見ると同年輩ですが、菜園初心者だとか。なかなか難しい質問ですが、、、


ふつうに言われてるのは、"トマトに3段めの花が咲いたら一回めの追肥をやる"です。


"えー、毎週やるんじゃないんですかあ"


はい、そんなにやったらメタボなトマトになっちゃいますよ。


"あはー、ワシみたいになるんかー"


いや、まあ、そう。


ゆっくり立ち去る丸っこい後ろ姿を見送りながら、言葉使いは難しいなー、とちょいと反省する私でありました。



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