市民農園では2つのウネを使って、よつぼし(四季なり)と宝交早生(一季なり)をひとウネずつ栽培しています。


四季なりのよつぼしは冬の間もトンネル掛けして、ぽつぽつ収穫してきました。そして春になり、いったん収穫は打ち止め、トンネルを外して、残っていた花芽を摘んでおきました。


これで、4月になり花が咲き始めた一季なりの宝交早生の収穫が始まり、GWには宝交早生でイチゴ狩り、、、のつもりでした。花芽を摘んだよつぼしの復活は宝交早生の後、だいたい6月初め頃からまたぽつぼつ採れ始めて、めでたく、イチゴのリレー収穫が完遂、、、のはずだったのです。しかし、どうやら今年はよつぼしに嬉しい異変が。


よつぼしのウネ、5/2。


花があちこちに咲いてます。先月に花芽は摘んだはずが、たったひと月で新しい花芽が出た?


よつぼし、赤い実も。


花芽をかき分けたら、赤い実も付いてました。いったん終了の予定が嬉しい異変です。


人工授粉。


もう一回、花芽を摘む?いやいや、こうなったらもう、できるだけ赤い実を成らせるしかありません。防虫ネットを開けて、開いてる花を柔らかい絵筆でツンツン、人工授粉をやりました。


よつぼし、収穫、5/5。


よつぼしの魅力はなんと言っても、実の形の良さと安定の甘さ。結果的に収穫時期が被ってしまった宝交早生と完熟したやつ同士を食べ比べると、、、残念ながら、違いははっきり分かります。よつぼし優勝。


"こんなに違うんだねー、びっくりだよ"


今回初めてよつぼしを栽培した北区画のアベさんも、その甘さに感激した様子で、いっそ来年からはよつぼし一本でゆくかなー、と笑います。


しかし、どーやらそんな会話を耳にした?宝交早生も負けてませんでした。

宝交早生のウネ、5/2。


ワサワサの葉っぱをかき分けたら。


数では負けないぞー、とばかり、花房にたくさん赤い実が付いてました。しかも、それがデカい。


いちばんデカい宝交早生、38.4gr。


形はイマイチですが、なぜかデカくなった宝交早生、平均30gr、1番デカいやつは写真↑のように、なんと38.4grもありました。卵のSSサイズ並みです。


宝交早生の収穫、5/5。


形と甘さのよつぼし、数と大きさの宝交早生、どちらも収穫のピークになってます。


気になるのは、冬からずうっと取り続けてるよつぼし。ぼつぽつの収穫ですが、はたしてあとどのくらい続くのか、昨年のように、初夏にも花が咲いてくれるのか。まー、悩んでも仕方ありません。鳥対策の防虫ネットを被せ、人工授粉を続けながら、様子を見守ろうと思います。


本日の収穫、5/5。


夕方にBBQの予定で、デザートのイチゴ2品種と前菜?のそら豆を採りました。そら豆は莢のまま炭火で焼いてみるつもりです。



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