地面を這わせると広いスペースが必要なスイカとカボチャ、市民農園を借りた初年度からずうっと、写真↑のようにアーチを組んで、空中栽培でやってきてます。
アーチに使ってるのは園芸用の安価な"トンネル支柱(11mmφx3m)を7本、それをウネを2本跨いで60cm間隔で配置、その下に19mmφx1mの直管パイプを継ぎ足して、高さがセンターで1.8mくらいにしています。
この高さでもスイカやカボチャの実がぶら下がると、頭がぶつかるわけですが、まー、あちこち手を伸ばしてツルを誘引する作業があるので、これで我慢。
カボチャ、スイカを植付け、5/1。
今年も写真↑のように、大アーチの下、南側にウネを立て、マルチを張り、スイカ、カボチャを植付けました。
ちなみに、前作はアブラナ科の秋キャベツと白菜でした。遡っても、ウリ科野菜は4年前にズッキーニを栽培してただけなので、3年間は空いてます。スイカで顕著な連作障害はたぶん大丈夫でしょう。
ウネは3月後半(3/20)に耕転して、有機資材(emボカシ、有機石灰、AG土力、生ゴミ粉)をすき込んであります。
今年の空中栽培、ラインナップは西側から順にから次のとおり。
1. そうめんカボチャ(金糸瓜 by タキイ種苗)
湯がいてアルデンテにした繊維(麺?)をそばつゆなどで食べるカボチャ、昨年初めて栽培したら、調理がカンタンなわりに案外おいしかったので、リピートとなりました。
草勢が強くて、たくさん実が付きますが、年内いっぱいくらい保存もできるので、ヨシ。
2. 黒皮カボチャ(日向14号、固定種)
宮崎県の特産物、我が幼少期にはカボチャと言えば、日向(ひゅうが)でした。たぶん、日本カボチャの代表格で、中でも日向14号は1kg前後と小ぶり。我が家には扱いやすいサイズです。
3. メロン(おてがるキイたん by 小林種苗)
昨年初めて、地這いで栽培してみた"雨よけ不要、放任ok"のメロン、ただ昨年は防虫ネットも無しだったせいか、ウリハムシの猛攻を受けて株はヘロヘロに。
それでもまあまあ甘い黄皮赤肉のメロンがひとつだけ食べれたので、今年は空中栽培で再チャレンジです。
4. ネットメロン(パンナTF by タキイ種苗)
こちらは雨よけ必須のネットメロン、本チャンは雨よけハウスでふた株栽培しますが、苗が余ってるので空中栽培にもチャレンジ、、、となりました。
が、実を言うと、ここには本来ならプリンスメロンを植える予定、、、が苗がまだまだで、急きょ代打登場。二軍でくすぶるプリンスメロンの苗はたぶん、庭先プランターに回ることになるでしょう。
5. 小玉スイカ(ピノガール by ナント種苗)
巷で"奇跡のスイカ"とウワサされてるらしい、タネごと食べれる小玉スイカ。
まー、スイカと言えば縁側で塩を振ったやつにかぶりつき、タネをぶぷっと吐き飛ばす、、、が定番だと思ってましたが、時代は変わりました。はい、マイクロシードとかで、従来のタネの4分の1だそうです。
6. ???
空中栽培の6番手、ウネの1番東寄りは、写真↑のようにまだ空いています。
もうひとつの小玉スイカ、黒皮黄肉の"ブラッ黄ー by 信州山峡採種場"を植えるつもりが、苗がなかなか育ってくれてません。こちらも"雨に強く割れにくい"がウリらしく、今年初めて、タネを3粒だけ(100円でした)買ったのですが、ヤバいです。あと2週間待って、ダメなら、いよいよ市販苗かなー。
さて、今年のウリ科空中栽培、出だしからちょいと波乱含みですが、もうひとつ変更点があります。
これまでスイカは、親ツルを摘芯して、子づるを3本伸ばし、それぞれの子づるにひとつずつ着果させてました。ひと株から3個採りです。ただ、3本仕立てだと空中栽培では株の弱りが早め、なかなかオマケ(ウラナリ)まで行きつきません。
そこで、今年は株間を60cmに狭めて、スイカもカボチャも、そしてメロンも子づる2本仕立て。あわよくば、夏後半にウラナリも採れたら、と皮算用?しております。
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