落花生はできれば単独で伸び伸びと育ててやりたい。


毎年、今頃になるとそう思うのですが、これがなかなか叶いません。市民農園という有料で借りてる小さな区画、スペースは有限ですから、できるだけ空間や地面を共有して色々な野菜を作りたい。


そうなると、草丈が低くて、かつ、たくさんの野菜と相性が良いマメ科の落花生なんかは、いわゆるコンパニオンプランツとして、何かと混植したくなる野菜の筆頭になります。


これまでも落花生は、ナス、パプリカなど草丈が高くて根っこも深めのナス科野菜といっしょに栽培して、まずまずうまくゆきました。ただ、この夏、ナスとパプリカはブッシュバジルやエゴマなどのシソ科野菜との混植を試す予定。なので、落花生、今回はイネ科トウモロコシ(2番手)の株間を使って、栽培してみることにしました。


トウモロコシも草丈は高いし、根っこもまっすぐ下に伸びるようなので、落花生との混植は邪魔にはならないはずです。


落花生、発芽。


種豆がデカい落花生は畑に直まきでもぜんぜん平気ですが、我が菜園の場合、鳥に狙われるので今回は管理がカンタンなポット蒔き、写真↑はダイソーのリサイクル紙ポット8cmにふた粒蒔きして、発芽してきたところです。


畑に定植、4/23。


葉っぱが2〜3枚に揃ったトウモロコシ2番手(写真↑右)といっしょに畑に持ち込みました。写真左のトマト苗の間にちらっと見えるのが発芽した落花生のポット苗です。


トウモロコシの条間に。


落花生のポット苗は、2条植えしたトウモロコシ2番手の真ん中に、バルブプランターで8cmφの植え穴を開けて、ポットごと落としました。


深植え。


リサイクル紙ポットが土中の湿気で溶けやすいよう、植え穴は深め、ポット全体が土に埋まるような感じです。


もみ殻をたっぷり。


ポット苗を落としたら、保湿と雑草抑えで植え穴にはもみ殻をたっぷり被せました。発芽したての葉っぱが見えなくなるくらい、、、ですが、大丈夫。マメ科の生育力はハンパありません。


防虫ネット。


トウモロコシ2番手、12株の真ん中に、落花生を5株植付けました。目ざとい鳥たちにほじくられないよう、しばらくは風よけも兼ねた防虫ネットをトンネル掛けしておきます。


落花生、近況。


定植から5日、落花生の幼苗たちは全員、被せたもみ殻を押しのけて、葉っぱを伸ばしてきました。ふた粒蒔きしたので、もれなく二本立ちになってます。


トウモロコシ2番手の収穫予定は7月、ちょうど落花生にちらほら花が咲き始める頃です。


落花生はその名の通り、花が落ちたら子房柄が下に伸びて土中で結実します。できるだけたくさんの子房柄が土中に潜り、落花生を付けるよう、トウモロコシの収穫に合わせてマルチを外し、周囲(含むウネ間)を軽く耕してやる予定。


落花生の収穫は10月くらい、トウモロコシを収穫したあとは、ついに落花生の天下です。8〜10月は、晴れてのびのびとウネを占有できるぞー(落花生談)。



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