ぶどうの苗木を庭先コンテナに植えてから、7度めの春になりました。


ぶどう栽培は(素人には)ハードル高めと聞いていて、最初はぶどう農家さんの書いた栽培マニュアルを読んだり、ネットであちこち動画を見たりして、かなり熱心にお世話してました。が、7年めともなるとなんとなく要領が掴めてきた気がして、かなり手抜き(放任)栽培になってます。


それでも春になり、コンテナのぶどうも新芽をたくさん出してきました。甘くて美味しいぶどうを食べるため、この時期に春の手入れをふたつだけ、やってみます。


ひとつは支柱を立てる、です。

コンテナぶどうは、トレリス3段仕立て。


冬の間に主枝近くまで切り戻していたコンテナぶどうですが、初夏には写真↑のように、新しい枝を左右に3段広げてもらうため、支柱で垣根(トレリス)を作ります。


やり方はカンタン。

使うのはふつうの園芸支柱、16mmφx210cmを6本と交差した支柱を留めるフックバンドが9個です。


写真↑が冬に切り戻したコンテナぶどう。新しい芽が出て葉っぱを広げ始めてます。支柱は冬の間は真ん中に1本だけですが、これに縦横に支柱を追加。


まずは縦に2本、コンテナ背面に挿します。


そしたら、横に支柱を渡して、等間隔、だいたい60cmずつで3段になるように、交差してるところをフックバンドで固定しました。


使ってるフックバンドはこんなやつです。


両側を縦横留めたら、最後に真ん中の支柱をちゃんとセンターに来るように引っ張ってから、横支柱に留めます。


はい、こんな感じ。

これで、コンテナぶどうのトレリス3段仕立て、準備ができました。後は枝が伸びてきたら、都度、麻紐で支柱に誘引固定してやる予定。


ぶどうは放っておいても、自分でヒゲつるを出して支柱に絡んでくれます。が、誘引した方がきれいに葉っぱが展開できるし、誘引なしだと、強い風でせっかくの枝が折れたりするので、私は誘引派です。


そしてもうひとつ、家庭菜園でもたぶんやった方が良さげなのが、摘花です。

新芽が出て枝が伸びたあたり、よーく見るとすでに花芽が付いてるのがいくつかあります。


花芽はそのまま花が開いて、受粉すればぶどうの実になるので、家庭菜園なら、たくさん採りたいとそのまま残すのもアリかもしれません。しかし、私はしっかりと甘いぶどうが食べたい、、、ので摘花します。


残す花芽の目安は大きさ。


写真↑のように、花芽(花房)が人差し指くらい長いやつは、デカいぶどうの房が採れるので、優先して残してます。


残す花芽(花房)は六つまで。


さらに、トレリス3段仕立てなので、最終的に残す花房は六つにしています。


甘くて美味しいぶどうを成らせるには、果房ひとつに対して葉っぱが10〜15枚が必要と言わるようです。


我がコンテナぶどうの葉っぱの広がりなら、果房は六つまで、がたぶん正解かな。ただし、それは最終の数ですから、ここでの摘花では小さなやつや形がイマイチのやつを落とすだけにしました。


ちなみに、昨年は風で結果枝が折れたり、鳥の攻撃があったりで四房しか採れなかった(しかし、めちゃ甘でした!)コンテナぶどう、今年は完熟6房採りを目指します。品種は赤ワインにもなるマスカットベリーAです。



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