春ジャガイモが順調に育ってきました。早いやつ(男爵芋)は草丈がすでに20cm近くあり、写真↑のように葉っぱが密集し始めています。


このタイミングで毎回いつも迷うのが、発芽したジャガイモの芽を間引くかどうか問題。


我が菜園のジャガイモ、この春は種イモを切らずに丸ごと植えてます。しかも、種イモがたくさんあったので、植える深さを変えて3列段差で種イモを埋めました。


↑3列段差植え、4月4日の様子。


ですから、このまま放置すると、すぐに葉っぱが広がり、ウネがワサワサになります。そうなると、草丈の低いやつや北側の列などは、日当たりがイマイチになる懸念もあり、間引きして、茎葉を整理した方が良さげ?


ふつう、ジャガイモの芽かきはデカい芋を取るためにやるようです。間引きして、付く芋の数を減らすことで、養分を集中させるわけですが、我が菜園では、これまでジャガイモはほぼ放任で、芽かきはあまりやったこと無し。さてどうしよう。


↑男爵芋、芽が10本も、、、4月10日撮影。


試しに、いちばん葉っぱが茂ってる男爵芋の株を見てみました。写真↑のように、茎葉を開いたら、なんと芽の数は10本。種イモ丸ごと植えなので、発芽が多いのは想定内でしたが、さすがにこれはヤバそう。


間引きします。


ジャガイモの間引きはハサミを使いません。写真↑のように、引っこ抜く芽に沿って、人差し指を土に突っ込んで、茎をできるだけ深いところで摘んだら、ゆっくり引っ張ります。


ぷちっ。


芽が種イモの近くで外れたら、大成功。写真↑のように、根っこ付きで抜けてきます。ジャガイモの芽は再生力がとても強いので、ハサミで切らずに、こういうやり方で根元から間引きした方が良いらしいです。

(注意、抜く時に種イモが動かないよう、小さい芽だけを抜く、空いた方の手のひらで株全体を抑えてやる、など気をつけて下さい)


3本残し。


芽かきして残す本数は、写真↑のように、太いやつから3本にしました。残した3本には、マルチの下をかき回して、株元に土を寄せてやりました。


男爵芋11株、芽かき完了。


東から男爵芋、メークイン、グラウンドペチカ(別名、デストロイヤー)をそれぞれ段差植えで11株ずつ植えてますが、グラウンドペチカだけは、まだやっと発芽したばかり。よって、今回の芽かきは男爵芋とメークイン合計22株でした。


確か、昨春もグラウンドペチカだけは生育が遅れ、発芽も少なかったので、芽かきはスキップしました。この春も発芽はイマイチ、今日現在で11株植えて10株がようやく芽出しでマルチを破ったばかりです。ジャガイモらしくない濃い味の美味しいグラウンドペチカですから、ここは、まー、のんびり待つしかありません。



にほんブログ村 花・園芸ブログ 果樹・野菜(家庭菜園)へ
にほんブログ村



家庭菜園ランキング