2024年、新たに三つの野菜が我が菜園の自家採種グループに加わります。
写真↑左から、ニラ、丸オクラ、そして、アーティチョークです。これらは全員、固定種。
固定種とは、"親、子、孫と代々形質が変わらず固定されてきた品種で、そのタネを採ってまくと、親と同じような子が生えてきます。 古くから自家採種して栽培されている植物の多くはこの固定種です" (サカタのタネより)
それに、ウワサでは自家採種して何年か育てていると、だんだんその畑に合った強靭な(病気になりにくい)野菜になってくれるんだとか。
そんなわけで、我が菜園では少しずつですが、毎年、自家採種する野菜を増やそうとしています。
↑昨年11月4日、ニラの種とり。
今年の新顔、ひとつめはニラ。夏が過ぎる頃に白い花芽を出したニラを、そのまま放置しておきました。すると11月には写真↑のように、黒い種が弾けました。
↑同じく、昨年9月30日のオクラ。
沖縄からやってきた丸さやオクラも固定種。莢が付いてから写真↑のようになるまで、1ヶ月くらい待ちましたが、こちらも無事に種が取れました。
↑アーティチョーク、昨年8月6日。
そして、どこに種ができるのか、よく分からなかったのがアーティチョークでした。
写真↑は昨年の夏、収穫せずに残して、すっかり枯れたアーティチョークの花殻?です。おそらく向日葵みたいに、たぶん、これを割ったら中に種がいっぱい詰まってるんじゃ?と想定してましたが、
↑アーティチョークをバラしてみた。
中はスカスカ、タネらしいものが見当たりません。しかし、羽毛のような残骸の付け根、、、をよーく見たら、何やら粒が。
↑昨年8月23日、アーティチョークの種。
初めてなので、確信はありませんが、たぶんこれがアーティチョークのタネでしょう。たんぽぽみたいに、羽毛にぶら下がり風に飛ばされて繁殖する?
↑3月29日、種まき。
気温も上がってきたので、とりあえず、自家採種の新顔トリオ、ニラ、丸オクラ、アーティチョークをポットに3〜4粒ずつ種まきしました。まずは発芽するかどうかのテストです。
ちなみに自家採種したタネたちは2〜3日天日干ししてから、ジップロックに入れ、冷蔵庫保管してました。
↑種まき完了。
野菜用培養土(肥料あり)を詰めたリサイクル紙ポットは、種まき前にしっかり水やり、種を埋めてからは、しばらく室内窓際置きしました。
発芽の目安は7〜10日くらい。それまでは霧引きで水やりしながら、待ってみます。
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