春ジャガイモの種芋たち、1ヶ月くらい窓際に置いていたら、芽も動いて、いい感じになってきました。


写真↑は植え付け当日(2/29)の朝、左からメークイン、グラウンドペチカ(別名、デストロイヤー)、そして男爵芋、メークインと男爵芋はホームセンターで買ってきた種芋ですが、真ん中のグラウンドペチカは秋採れした取り置きの自家芋です。


グラウンドペチカは、なかなか芽が出ずに諦めてたのが、2月後半に温かい日が続いて、急に目覚めたよう。それで、急きょ植えつけることにしました。


が、植え付け前に、

↑2月29日朝、えひめAI-2。


先日仕込んでいたえひめAI-2(あいに)を使って、そうか病対策をします。


えひめAI-2は愛媛県が環境浄化用に開発した微生物資材で、家庭用なら誰でも使えるよう、公開技術となってます。


具体的には、ヨーグルト、ドライイースト、納豆粒を砂糖といっしょに水に混ぜて、加温してやり、砂糖をエサにして3種の発酵菌(酵母、乳酸、納豆)を培養する技術、主な用途は家庭の掃除や匂い消し、カビ落とし?ですが、野菜づくりにも利用可能。


参考資料、

えひめAI-2とは(愛媛県鬼北町)

えひめAI-1の使用方法(農業) (株式会社クリイジャパン)


資料を読むと、えひめAI-2は、どうやら、繁殖力の旺盛な善玉菌の集まりみたいです。


それなら、種芋といっしょにウネに埋めたら、ひょっとして、そうか病菌も駆逐(相対的に劣勢に追い込むことが)できるかも、と期待(妄想?)が膨らみました。


そんなわけで、この春は、えひめAI-2をジャガイモのそうか病対策にも試してみようと思います。


やり方はカンタン。


写真↑のように、えひめAI-2を1000倍に水道水で希釈して、その中に、ネットに入れた種芋を漬けてやるだけ。浸してる時間は、たったの10秒、ですが、たぶん発酵菌の付着には充分でしょう。


↑浸した種芋は日陰で乾かしました。


↑比較のために、えひめAI-2を着けない種芋もいくつか。


さあ、準備完了、、、畑へ行きましょう。


↑2月29日、春ジャガイモのウネ。


耕して、ピートモスと米ぬかをすき込んだウネには、保温のために透明マルチを被せてありました。剥がすと、土表面はぬくぬくしてます。


透明マルチを取り、種芋の植え溝を、

三角ホウで2条、掘りました。深さは20cm、条間は40cmです。


そして、種芋の数がたっぷりあるので、春ジャガイモは去年に続いて、収量アップを狙っての3列段差植えにしました。

両側がふつう植え(深さ15〜20cm)、真ん中の列は浅植え(5cm)、手前(東側)から、男爵芋、メークイン、そしてグラウンドペチカ、それぞれ種芋は長さ3.6m(幅75cm)のウネに11個ずつ、合わせて33個の種芋を植えました。


ちなみに、左側(南側)の12個(品種ごと4個ずつx3種)がえひめAI-2無しの種芋たちです。


しっかり覆土して、雨が溜まらないようにウネをゆるやかなカマボコ型に均したら、最後に黒マルチを被せました。


春ジャガイモは当地横浜(南関東)では、発芽にだいたい3週間くらいかかります。桜の開花予報が3/21と出てますから、マルチを破り芽出しをしてやる頃には桜が満開、、、の予定。今年はさて、どうでしょうか。



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