昨年より2週間も早く、南関東に春一番の南風が吹き荒れました。昼間の気温もぐんぐん上がり、ついに20℃。2月とは思えない暖かさです。


この先しばらくは夜間の冷え込みも緩む予報なので、これはチャンス?、予定よりちょっと早めですが、軒下で育苗中の野菜苗を畑に持ち込みました。


写真↑の育苗箱の奥、紙ポットの中で双葉を開いてるのが今月初旬(2/5)に種まきしたもの、手前は1月蒔き(1/8)して鉢増し(1/18)したレタス(チマサンチ)です。さらに、


育苗箱がもうひとつ。


こっちはすべて1月初旬(1/8)蒔きで、双葉が開いて紙ポット(トイペ紙芯ハーフ)から、3号(9cm)のポリポットに鉢増しした野菜苗たち、メインは左のフェンネル系イタリア野菜3種です。


畑の方は先月の内にしっかりと準備済み、有機資材を入れて耕転、保温のために黒マルチとビニールトンネル(換気穴付き)を掛けてました。


苗の種類に合わせて、株間を測り、バルブプランターでパカパカ、植え穴を開けてゆきます。


ちなみにバルブプランターとは、

↑こんなやつ。


その名前から、バルブ(球根)をプランター(植える)するための穴あけ器みたいですが、ふつうの苗植えにも使えてます。


写真↑のように、マルチの上から押し込めば、3号ポリポット(9cm)がちょうど収まる植え穴が明きます。先端が鋭いギザ刃になっていて、マルチシートもろともきれいな穴が明くので、作業もカンタンで嬉しい限り。某メーカーの回し者ではありませんが、これはなかなか良いです。


↑茎ブロッコリー。


3号ポリポットから抜いた苗は、、、根の回り具合はまだ浅め、やはり定植にはちょい早かったかもです。が、バルブプランターで開けた植え穴には、無事にすっぽり収まりました。


↑フィノッキオ。


フェンネルの仲間、フィノッキオは写真↑のように、ポットごと植え穴に落としました。というのも、このポットは生分解性の素材なのです。


菜園雑誌"やさい畑"で昔々、モニター用にいただいたものがまだ残ってました。これで使い切ります。


↑サラダスティック。


2月蒔きの野菜たちは、写真↑のように、紙ポット苗をそのまま移植しました。4cmφx5cmの植え穴を開けて、落とすだけ。


↑植え穴にはもみ殻。


バルブプランターで開けた植え穴には、保温、保湿と雑草抑えでもみ殻をたっぷり被せました。


↑茎ブロッコリーとラディッキオ。


ジョーロでしっかり水やりしたら、最後に、

↑ビニールトンネル(換気穴付き)。


ビニールトンネルを元に戻して、春一番に煽られないよう、写真のようにダンポール(FRP)で抑えてやりました。


これで、植え付けは完了、作業時間は約1時間でした。ちなみに、植え付けた野菜苗は次のとおり、東側から、


スティッキオ、茎ブロッコリー、ラディッキオ、フィノッキオ、玉レタス、チマサンチ、サラダかぶ、20日大根、サラダスティック(アスパラ菜)。


ぜんぶで9種37株でした。2月の苗植えは初めてですが、はたして、ちゃんと育ってくれるか、楽しみです。



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