トウモロコシの一番手、早植えの春トウモロコシを種まきしました。


品種は昨年と同じく、極早生のハニーバンタム20と中晩生のゴールドラッシュ、それぞれ10株ずつです。植え付ける予定のウネが60cm幅x3m弱の長さなので、株間30cmの2条植えでちょうどの株数になります。


交雑しやすいトウモロコシは、異なる品種をいっしょに植えるのは御法度。なのですが、種袋に表記された登熟日数(種まきから収穫までの日数、直まきの場合)は、ハニーバンタム20で78日、ゴールドラッシュは90日とあり、2品種の収穫タイミングには2週間弱くらいの時間差があります。なので、受粉時期もずれて、たぶん、交雑は避けられる、という計算。


昨年も、

↑昨年5月31日、ハニーバンタム20。


極早生のハニーバンタム20は雌蕊(トウモロコシ)のヒゲの色が5月中旬ころから色づき(受粉)始めて、収穫は5月末。


一方で、

↑昨年6月8日、ゴールドラッシュ。


中晩生のゴールドラッシュは5月下旬から雄蕊(雄花)が開いて花粉を飛ばし始め、収穫は6月に入ってからでした。


そして、早植えの最大の目的である、"薬剤なしでの天敵アワノメイガ忌避"は写真↑のとおり、大成功。食害のないキレイなトウモロコシ2品種がずらし収穫できました。


当地横浜ではアワノメイガが産卵を始めるのは6月からと言われます。ですから、早植えして、その前に収穫すれば薬剤や防虫ネット無しでも食害は防げるはず、、、まー、6/8収穫のゴールドラッシュはギリギリセーフだったわけですが、今年も同じやり方、2品種で促成栽培をやってみます。


↑2月14日、紙ポット。


さすがに2月中旬で直まきはまだムリ(発芽しない)なので、例年どおり、紙ポットで育苗してから畑に移植します。


紙ポット代わりのトイレットペーパー紙芯(4cmφx11cm長さ)に市販の種まき培土(肥料無し)を詰めて、写真↑のように、指先で蒔き穴(深さ〜1.5cm)を作りました。


↑種まき。


新しくタネを買ったばかりのゴールドラッシュは発芽率が良かろうとひと粒ずつ、2年越しの古いハニーバンタム20は、保険をかけてふた粒ずつ、蒔き穴に落としてから、しっかり覆土。


↑水やり。


種まき培土はあらかじめ水道水を混ぜて、じんわりと湿らせてました。が、再度霧吹きで、タネがしっかり湿るよう、しゅぱしゅぱ、、、だいたい、ポット当たり7ml(霧吹き10回)くらい水やりしました。


↑保温。


トウモロコシの発芽適温は25〜30℃(地温)と夏野菜らしく高めです。しかも、播種するときの最低地温は"13℃以上を確保"せよ、とハニーバンタム20の種袋には注記されてます。


ですから、種まきを終えたらすぐに、写真↑の育苗箱(25℃に加温中)に入れました。あとは発芽するまで、毎朝、霧吹きでしゅぱしゅぱ、の予定。


順調なら、だいたい1週間くらいで発芽するはずです。



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