当地横浜にこの冬初めて、まとまった雪が降りました。気象庁発表は、横浜の積雪3cm、でしたが、横浜の北の果て、我が青葉区には実測で10cmくらいは積もった感じでした。


写真↑は昨朝の庭先菜園の様子ですが、葉物野菜たちは雪に埋もれてしまってます。これだと、しばらくは市民農園にも入れないので、今日は資材づくり。以前から気になっていた微生物資材の"えひめAI-2(あいに)"を仕込んでみます。


開発した"愛媛県産業技術研究所"によると、えひめAI-2は、産業用に開発された"えひめAI-1"という環境浄化用の微生物資材を家庭用に作りやすくしたもので、納豆、ヨーグルト、ドライイースト等を発酵培養した液体だそう。


もともと、アコヤ貝のへい死が続く宇和海の浄化や、工場排水、生活排水の発生源対策として使用できないか、という目的で研究が始まったようですが、実は希釈して使うと土中に有益な微生物が増えて、野菜や草花が元気になる、いわゆる、植物活力材としても有効とされています。


主な材料は写真↑の発酵食品がみっつ。


ペットボトル500ml分の原液を作るには、


 ヨーグルト(飲むヨーグルトも可)、25gr

 ドライイースト、2gr

 納豆、ひと粒、またはぬるぬる液を一滴


それに、

 砂糖(蜂蜜も可)、25gr

 水(水道水でヨシ)、450ml


を混ぜ合わせます。


↑材料はそれぞれちやんと測ってから、ペットボトルに入れました。


↑入れたら、フタをしてしっかりシェイク、材料を水に溶かします。ヨーグルトが溶けにくいので、しつかりとカシャカシャ。


↑混ぜたら、ペットボトルのフタを緩めて(これ大事、発酵するとガスが出るので、フタを締めたままだと破裂します)から、温かい環境(日当たりの良い軒下など)に1週間くらい放置します。ただ、今は真冬なので、我がえひめAI-2は加温中(25℃)の育苗箱に入れました。


これで後は待つだけ、、、でしたが。

↑翌朝、えひめAI-2が爆発?


フタは緩めておいたのですが、ひと晩で一気に発酵が進んだのか、フタは飛び、ペットボトルからは白い泡が溢れてました。


これって失敗?


ひょっとして、私が配合を間違えたのかも、と、再度、ペットボトルにしっかり測った材料を入れて、シャカシャカ、、、えひめAI-2の2を仕込みました。


すると、12時間後、

↑右、爆発したえひめAI-2、左が新たに仕込んだえひめAI-2の2。新しい方も発酵泡?がかなり出てますが、フタは飛びませんでした。なんとか、仕込みは成功のようです。ヨシ!


この後は、1週間待ち、フタを取り匂いをチェックして、悪臭がなければオッケー。上澄み液を微生物資材として利用できます。(ただ、悪臭があれば、腐敗してる証なので、残念ながら、、、廃棄)


そして、我が菜園でのえひめAI-2の用途ですが、


原液、コンポスタ(堆肥)の消臭、発酵促進

10倍希釈、ボカシ肥料の水分、発酵促進

500倍希釈、ウネ準備、土壌改良

1000杯希釈、野菜の葉面散布、生育促進


という予定でいます。


参考資料、

えひめAI-2とは(愛媛県鬼北町)

えひめAI-1の使用方法(農業) (株式会社クリイジャパン)



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