横浜に大雪警報が出ました。この冬最強の寒気が雪雲を連れてやってくるようです。
"不要不急の外出は控えてー"と繰り返し流れるアナウンス、こんな日は温かいサンルームの中で、2月蒔きの野菜をいくつか、紙ポット(トイレットペーパー紙芯ハーフ)に種まきしましょう。
手持ちの種袋をひっくり返すと、当地横浜(南関東)なら、2月からポット蒔きできる野菜は案外たくさん見つかりました。が、畑の空き具合を睨みながら、選んだのは写真↑の6品種。
左から、セロリ、サラダかぶ(小かぶ)、サラダスティック(アスパラ菜)、20日大根、焼き肉用レタス(チマサンチ)、そして玉レタスです。
↑紙ポットに種まき培土を詰める。
レタス2種は1ヶ月前(1/8)にも紙ポットに種まきしていて現在育苗中、今回分はずらし収穫のための2回めになります。ただ、セロリは先月も蒔きましたが、こっちはなぜか発芽せず、で、蒔き直し。
まずは湿らせた市販の種まき培土を紙ポットですくって、ポットいっぱいに培土を詰めます。
↑名札を挿してから、種まき用に窪みを作る。
今回選んだ6品種の中で、キク科の玉レタスとチマサンチ、それに、セリ科のセロリはタネがすごく小さいので、要注意です。
紙ポットに詰めた培土を平らに均してから、人差し指で種まき用の窪みを作ります。水やりでタネが流れないよう、窪みは必須ですが、レタスやセロリのような、すごく小さなタネ用には浅めにして、サラッと覆土するように。一方で、アブラナ科の小かぶやアスパラ菜は窪みが1cm+くらい、しっかり覆土しています。
↑覆土はバーミキュライト。
バーミキュライトは保水性、通気性、保温性に優れた岩石(ヒル石)の粉砕土で、価格もまあまあなので、ポット蒔きの覆土に使っています。また、乾いたら明るい茶色になり、水やりすると濃い色になるため、土の湿り具合を知る目安ににもなってます。
↑水やり前。
↑水やり後。
水やりはタネが流れないよう、霧吹きでバーミキュライトが写真↑のように、濃い茶色になり、タネがしっかり湿るまで、しゅぱしゅぱ。
ちなみに、写真↑手前の紙を被せてるのはセロリです。先月蒔いて、まったく発芽せずで、蒔き直してるわけですが、種袋を見返したら、"発芽までは新聞紙をかぶせる"ように書かれてました。ひょっとして嫌光性なのかも?と、紙を被せてます。
注記、さらに調べたら、セロリは好光性種子でした。種袋の"新聞紙をかぶせる"、はたぶん保湿のためだと思われます。
↑紙ポットケースは加温ヒーターの上に。
今回のレタス、小かぶ、セロリなどはいずれも発芽適温が15〜25℃。先月蒔いた野菜たちは室内置き(暖房入切あり、10〜22℃)で発芽させましたが、その中でセロリだけが発芽せずでした。
それで今回はセロリも発芽させたい、、、そんなわけで夜温を高めにできる、写真↑の、60wの大型加温ヒーター(サーモスタット付き)を使ってみます。
↑ビニールを掛けて、温室に。
加温ヒーターにはダンボール(FRP)用の穴があり、2本でアーチを組んで、写真↑のように、透明のゴミ袋(ダイソー、120L)をすっぽりと被せました。ちょっとした温室です♪
外気温が下がる早朝、ヒーターオン、温度センサーで地温を確認したら、
サーモスタット設定、25℃
地温表示、26℃
でした。ヨシヨシ。
あとは毎朝、霧吹きでしゅぱしゅぱ。タネを乾かさないようにして、発芽を待ちたいと思います。
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