初夏に大きな葉っぱを広げるルバーブ、太い茎を切り取り、砂糖と煮詰めてジャムを作ります。


タデ科ダイオウ属のルバーブは赤い茎のもの(赤いジャム)がよく知られてますが、有機種子から育ててる我が家のやつは写真↑のように、赤みより緑色が強く、ジャムも薄緑色になります。


本来なら多年草で雨や暑さに弱いので冷涼な地域(日本なら長野や北海道)で栽培されますが、当地横浜では高温多雨の夏に一気に弱る(枯れる)ため、私は一年草扱いして、秋植え→初夏採りをしています。


ワサワサと茎はたくさん出るので、ふた株もあれば我が家ならひと夏で2年分くらいのジャムになります。ふつうなら一年置きに栽培すればオッケーなはずが、あの爽やかな甘みが案外好評につき、昨年夏にまさかの在庫切れ。昨秋に急きょ、種からの紙ポット苗を畑に植えました。


↑昨年11月9日、定植。


いつものように、紙ポット(トイレットペーパー紙芯ハーフ)に種まき(11/1)して、子葉(双葉)が開いたタイミングで、写真↑のように、畑に移植したわけですが、今回は前作(秋きゅうり)を引っ張りすぎて、ウネには有機資材をすきこんだばかり。


そのまま幼苗を植えたら、未熟な有機資材に触れて根っこが痛む恐れがありました。仕方なく、裏ワザの客土植え、、、苗を植えるところだけに、スポットで別の土(未熟な有機資材は無し)を入れる、をやりました。


↑植え穴に客土。


バルブプランターで開けた植え穴8cmφx20cm深さに、自宅から持ち込んだ自作のリサイクル土を入れてから、


↑紙ポット苗用に4cmφの穴を開けました。


客土植えはリレー栽培などで前作に割り込み植えをする時にたまにはやってますが、有機資材を入れたばかりのウネには初めて。


はたして、8cmφx20cm深さで充分だったかも含めて、畑に行く度に、幼苗の育ち具合をチラ見していました。


↑防風ネット。


植えたのは3株、まー、ふた株あれば充分なのですが、寒さには比較的強いというルバーブも幼苗となれば別、初の客土植えでもあり、保険を掛けてます。


風で幼苗が傷まないよう、風よけを兼ねて、写真↑のように防虫ネットを掛けました。


↑12月1日、ビニールトンネル。


定植から3週間、幼苗は3株とも本葉を出して、どうやら活着はうまく行ったよう。二本立ちしてた苗を間引きして一本にしました。


12月になり、寒さ対策で換気穴付きのビニールトンネルに掛け替え、以降の生育確認は、換気穴からの覗き見に、、、


そして、年が明けて、寒波が何度かやってきて、からの近況は、


2月2日、ルバーブ。


あ、、、


両端のふた株は新しい本葉も出て、ヨシヨシ!なのですが、真ん中のひと株が、、、ありません。


↑手前のひと株、本葉4枚。


↑奥のひと株、同じく本葉4枚。


しかし、真ん中は、

株がありません。枯れた?


うーむ。


ひょっとして客土植えがイマイチだったかも、、、と、ちょいと不安になります。が、他のふた株はちゃんと育ってます。


実は、真冬に地上部が枯れてしまうのは、夏野菜のルバーブではよくあること。地下の根っこさえ生きていれば、春先には新しい葉っぱがひょっこり出てきたりします。


ですから、真ん中の株が消えたのは、今回の客土植えからの障害か、寒さ負けか、単なる幼苗の不調か、、、は、まだ分かりません。ただ、保険を掛けて、3株植えておいたのは、我ながら大正解だったようです。



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