開いた花を摘んで食べる花オクラ、毎年たった2株ですが夏の畑に咲かせてます。


ふつうに実を食べるオクラに花はよく似ていますが、花を食べる花オクラとオクラは似て非なる野菜、どちらもアオイ科なれど、生まれ故郷は遠く離れているそうです。ちなみにオクラは北アフリカ、花オクラは中国大陸。


そして、オクラの実は、花が咲いて2〜3日くらいが収穫適期ですが、花オクラは咲いたその朝に摘みます。さもまないと、夕方には萎んでしまいます。


(8月22日、花オクラ)


そんなわけで、写真↑、花オクラを毎朝、咲いたら摘み、咲いたら摘みを繰り返していたら、8月後半には花の付く位置がずいぶん高くなりました。もう2m近く、手を目一杯伸ばしてハサミがやっと届く感じです。


そしてこの頃合いで、写真↑のように、うまい具合に株元から新しい脇芽が出て、低い所にも花を咲かせてくれます。


(同日、花オクラ)


花オクラは毎朝摘みましょう、、、とは言え、畑に寄れない日もあります。すると夕方に萎れた花は数日で写真↑のような、ずんぐりむっくりの実?をつけてます。


ふつうのオクラはすらっとして、若い実はポリポリと食べられるのですが、こちらは筋張っててムリ。


しかし、



しばらくすると、ずんぐりむっくりは緑色から茶色になり、やがて実が弾けます。中には黒いタネがびっしり。


写真↑は去年種取りした花オクラです。


花オクラは固定種、なので、これを翌年、種まきすればまた、その夏には美味しい花オクラが食べられます。


生でシャキシャキ、さっと湯通しでネバネバの花オクラ。まー、100%自家消費の我が菜園では2株もあれば、開いた花を毎朝4〜6個は採れるので、充分。


そんなわけで、花オクラ、ここ数年は自家採種したタネでずっと栽培しています。



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