天敵アワノメイガを回避するべく、2月中旬(2/15)に種まき、3月初め(3/1)に畑に定植したトウモロコシに雌穂(雌蕊)らしきものが見えます。
早植えしたのは2品種、極早生のハニーバンタム20と晩生のゴールドラッシュ90です。それぞれ9株ずつですが、雌穂が見えるのはハニーバンタムの方。
(4月13日、雄穂"雄蕊"出る)
ハニーバンタムの成長点から雄穂(雄蕊)が出たのは2週間前、定植から45日めでした。草丈はまだやっと膝丈くらいでしたが、第一回めの追肥(有機化成肥料)をやり、水をたっぷりマルチの穴に注ぎました。
それから2週間経ち、
(4月28日、雌穂のヒゲ?)
草丈はようやく伸びて、それでもトウモロコシとしてはまだまだの約1.2mくらい。ですが、テッペンでは雄穂が開き始め、その下の節から、写真↑のように薄緑色のヒゲが出てきました。
これは雌穂のヒゲで間違いありません。
トウモロコシは、このヒゲの一本一本が受粉してそれぞれ一粒一粒のトウモロコシの実になります。ですから、このヒゲが多いほど実つきの良いトウモロコシになるんだとか。
トウモロコシは他家受粉です。たった9株ですから自然受粉にはウネ全体で上下(雄穂と雌穂)の開くタイミングがとても大事になります。我がハニーバンタムは、上で雄穂が開きかけ、下に雌穂のヒゲが見えてきてる。上下でタイミングが合ってますから、順調、自然受粉に支障はなさそうです。
(同日、第二回めの追肥)
このタイミングで追肥2回めを施しました。枝豆を混植しているので、窒素分は枝豆の根粒菌から分けてもらえてるはず。ですから、第2回めは控えめ、有機化成肥料は株当たり、普段の半掴み(20ml)のさらに半分くらいにしました。
さらに写真↑のように、トウモロコシの実が太るようにと、ようリンや微量要素入りの苦土石灰もひとつまみずつ、株間に混ぜ込みました。
(同日、ゴールドラッシュ)
極早生のハニーバンタム20は、草丈の低さが気にはなりますが、この雌穂の様子ならなんとか予定通り、来月半ばには実が付きそうです。
が、いっしょに早植えした晩生のゴールドラッシュ90は、やはり厳しい感じ。まだまだ、写真↑のように、雄穂すら出ていません。これだとアワノメイガ前に収穫まで行けるかどうか、、、こっちはかなり微妙になってきました。
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