大寒波が来るというので畑の野菜たちをチェックに行ってきました。収穫できそうなものは全部片付け、寒さに負けそうなマメ類を見て回っていたら、そら豆がふた株だけですが、なんか変です。写真↑のように、葉先が黒く萎縮しています。
これはなんか見覚えあるぞ、、、と、頭の中で記憶のカードをパタパタと巡ってみました。出てきた答えは、
アブラムシの食害かも。
(一昨年、そら豆のアブラムシ被害)
あれは確か、2年前の春先でした。ちょうど花が咲き始めた頃合いに、そら豆の葉っぱがチリチリと縮れ始めたのです。葉っぱはやがて黒く変色して枯れてしまい、その株の花は落ちるか、小さな莢にしかなりませんでした。
調べてみたら、アブラムシが運ぶウイルス病にやられたようでした。
しかし、まさか、この時期に?
そう言えば、あの時はそら豆の新芽にアブラムシがびっしり付いてました。急いで葉っぱをかき分けて、新芽(成長点)を見てみます。
うん?
どこにもアブラムシはいません。それに黒くなってる葉っぱは2〜3枚だけです。ふーむ、これはアブラムシじゃないのかも?
あと考えられる原因は寒さ、あるいは葉っぱが風に振られて何かに擦れ傷ついた、くらいでしょうか。
そら豆は定植以来、鳥避けに防虫ネットを張っていました。防虫ネットは風除けにもなるため、寒さ対策にもなります。しかし、もしこの葉先の黒ずみが寒さのせいならば、明日からの大寒波はかなりヤバイです。
そんなわけで、急きょ、新たな寒さ対策、写真↑のように不織布べた掛けを追加してみます。
1.8m幅x5mの不織布をふんわりとそら豆のウネに掛けました。
さらにその上から防虫ネットのトンネルです。ネットの裾は風で捲れないように、U字ピンで止めました。
予報では、木曜日の朝、平地の最低気温がマイナス6℃あたりにもなるとか。もしホントにそこまで下がるなら、5年めの我が菜園では初めて経験する寒さです。我が菜園で冬越し中の野菜たち、そら豆以外にもトンネルや籾殻などできるだけの寒さ対策はしましたが、はたしてどうでしょうか。
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