朝早くに犬を連れて散歩に出たら、お隣りの車、ミニの屋根が白く光ってます。近づいてみたら、びっしりと霜が下りてました。ヤバい、、、予報では横浜の最低気温は4℃とか言ってたはずが、これはマズイです。この分だと畑にもこの冬初の降霜があったかもしれません。


写真↑のように、トンネルが並ぶ我が菜園、しかしそれらはほとんどが虫対策の防虫ネットでした。目合いが小さいので風除けにもなり、多少の保温効果は期待できますが、たぶん霜除けまでは厳しそう。ありったけの不織布を持って畑に走りました。


(レタスのウネ)


まずは葉かき収穫中のレタスのウネです。畑に入った時は朝日が上がった後、レタスはシャキっと葉っぱを伸ばしていて霜が下りた気配(葉っぱが萎れる)は残ってません。よし、間に合った。さくっと、写真↑のように不織布をゆるくベタ掛けしてやりました。


(人参、ゴボウのウネ)


次は、これまた収穫中の根菜(人参、ゴボウ、大根)のウネ。どれも葉っぱがしっかり開いて、ここまで成長していれば寒さに負ける心配はありません。ただ、大根と人参はシャキシャキの葉っぱも食べたい、霜で萎れないよう、こちらも不織布をふんわりと掛けてやります。


さらに心配なのは初めて栽培のイタリア野菜たち、チコリ、プンタレッラ、フィノッキオもどうやら霜には弱いらしいので、同じく不織布をべた掛けします。


(プンタレッラとフィノッキオ)


(紫チコリ)


不織布の良い所はとにかく軽いこと。トンネル支柱を使わずに直接野菜に被せてやっても、ふんわり掛けていれば野菜を痛める心配がありません。繊維が薄く多孔質のために、日差しも雨も遮らず、相応の保温と保湿効果もあります。


ただ唯一の弱点は耐久性。扱いによってはかなり破れやすいです。たとえばトンネルに張るときなどはパッカーで留めたりすると、強い風で簡単にめくれたり、裂けてしまったりします。


(エンドウ豆のトンネル)


ちなみに、寒さに弱いエンドウ豆、ヒヨコ豆には不織布をトンネルにして霜除けしてます。エンドウ、ヒヨコどちらもツル性なので、いかに軽い不織布でもベタ掛けでは按配がよくありません。


そのためやむなくトンネルなわけですが、トンネル支柱に不織布だけでは破れ易いので、写真↑のように、防虫ネットの上から不織布を張りました。これならば、かなりの寒風が吹いても大丈夫です。


(天気予報アプリより)


いよいよ当地横浜にも来週には冬将軍がやってくるようです。不織布による霜除けで2週間くらいはやり過ごし、年末には本格的な寒波に備え、ビニールトンネルに衣替えとなります。



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