過去の柵ありませんか? | 資金繰り道場 別館

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伝統は柵にもなる

 

松本 眞八(マツモト シンパチ)です。

 

今、ウィンタースポーツ真っ盛り。

昔から毎年この時期に気にして

試合結果を見ているのが大学ラグビー

 

いま大学ラグビーでは

大学選手権8連覇中の帝京大学が

ダントツの強さを誇っている。

 

大学ラグビーといえば

 

早稲田とか明治とか慶応

関西だと同志社とかが伝統校として有名。

 

伝統校ですから

優秀な選手も比較的集まりやすい。

 

でもなぜかいまや帝京大学が

ダントツの強さを誇る。

先日も明治に勝って対抗戦グループ無傷の優勝クラッカー

ほぼ決めています。

 

専門家に言わせると帝京の2軍が出ても

大学選手権上位に行くのではないか?位らしいです。

 

私の母校法政は伝統校の部類ではあるけど

今や見る影もないくらい低調・・・

 

因みに帝京大学ラグビー部

創部は1970年で

創部してからまだ50年に満たない

 

因みに

 

明治1922年

早稲田1918年

慶応1899年

同志社1911年

 

歴史でいえば帝京の倍近くの差がある。

伝統校というのはイロイロと柵があるのか?

 

監督人事は原則OBというのが

これまた不文律の伝統らしい。

 

過去の伝統と栄光があるが故に

●●魂で何とかできる!!

そんな強い自負があるのでしょう。

 

確かに大学ラグビーで

早稲田OBが慶応の監督をするなんていうのは

あり得ない気がする・・・

 

それに比べて

帝京大学は歴史も浅い分OB連中の柵が少ない。

OBじゃないと監督資格なし!

そんな不文律もない。

事実帝京の監督さんは日体大出身

 

歴史が浅い分少なくとも伝統という柵に縛られる事なく

自由に存分に強化に邁進できるという事。

 

大学スポーツのアマチュア組織なら

そんな伝統もまだ許されるけど

 

会社組織とななればそうはいかない。

 

組織は不思議で身内意識や伝統意識は

非常に根深い時があるし、会社存続の死活問題につながる。

 

身内じゃないとダメ!!

生え抜きじゃないとダメ!!

 

こんな思考は良くある話で、上記の

ラグビーの伝統校思考と全く同じ!!

 

身内の柵にいつまでも固執していたら

知らず知らずのうちに他所の新興勢力に

ドンドン追いつき追い抜かされて、ついには

ダブルスコア並みの大差がついてしまった。

 

というような事。

 

大学ラグビーの今の帝京大学

ダントツ一強時代を見ると

 

過去の伝統とか成功体験とか

 

そんなもんは時代の変化で

何の役に立たないモノとなる!もあり得るという事。

 

社長さん!!御社に過去の柵ありませんか??

柵あるなら一旦根っこから

ぶち壊す位の気概が必要ですよ!!

 

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