先日ある地方で不動産賃貸事業を営む事業者と面談をしました。話を進めるなかで、どうも粉飾のにおいが漂い始めました。
粉飾の概略は以下の通りです。
①複数のテナントに対して賃料増額の依頼を行う。
②増額に応じたテナントについては問題ないのですが、増額に応じないテナント分については要求増額分について家主が一方的に増額されたとみなして売上を増額計上。
③当然賃料は増額されない金額でテナントから入金される訳で、差額分については、未収金計上で延々と資産計上を続けている。
④当然のことながら、テナントは増額に応じる状況ではないので、未収金計上を、家主都合で勝手に継続し続けている。
こんな事を3年近く続けていて、会社自身のモラルも当然の事ながら金融機関もよくこんな状況を看過しているなとやや唖然としてしまいます。
この粉飾で一番喜んでいるのは税務署なのでしょうが、税務署も税収を増やす事を第一に考えるあまりに節操無き粉飾を見逃しているようでは何とも呆れてしまいます。
くだらない粉飾にどっぷり浸かってしまい、あとで周りの人に迷惑をかけてほしくないものです・・・・
