古い記事をリニューアルした。(2024/6/28) 



新庄の北、辨之庄集落の北東端の下市街道(長尾街道・高野街道)がL字に折れる場所に、太神宮常夜燈(1802年・享和2年)と並んで自然石の道標(道標-B)が立っている。



[西面]_右、つぼ(本゙)さか(可)、よしの(乃)、道 
(「ぼ(本゙)」「か(可)」「の(乃)」は変体仮名) 



[南面]_り(里)ん 
(「り(里)」は変体仮名) 



[東面]_文字なし 



[北面]_文字なし 



南側から。辻をはさんで道標-Aがある。



おなじく南側から。北西角の古民家は2015年の末頃に解体され、2016年2月に新しい住宅が建った。写真は2015年。



西側から。



北側から。






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新庄の北、辨之庄集落の北東端の下市街道(長尾街道・高野街道)がL字に折れる場所に、太神宮常夜燈(1802年・享和2年)と並んで「右 つほさか よしの 道」と刻まれた自然石の道標(道標-B)が立っている。辻の北西角には當麻寺・竹内・大坂・堺を示す道標(道標-A)がある。

江戸期に吉野大峰詣での宿場町として賑わっていた新庄のすぐ北に位置する集落ではあるが、辨之庄にも旅籠や茶屋があったという(新庄町史(1967年))。

今後なにか分かれば追記していく。


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・各面の内容 

[西面]_右、つぼ(本゙)さか(可)、よしの(乃)、道 
[南面]_り(里)ん 
[北面]_文字なし 
[東面]_文字なし 
※「ぼ(本゙)」「か(可)」「の(乃)」「り(里)」は変体仮名。


寸法 : 高61cm×幅40cm(最下部55cm)×厚35cm 


光圓寺西 (下市街道(長尾街道・高野街道)) 



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<2015/6/3 初投稿> 
<2019/9/2 補筆> 
<2019/9/15 補筆> 
<2022/10/29 補筆> 
<2024/6/28 リニューアル(写真更新・補筆)>