最近のエステで主流になっているのがキャビテーションとラジオ波で、この2つは、1回の施術で同時に使われることが多い技術です。

効果としては似たようものですが、性質が違うので併用が可能です。

キャビテーションは「空洞現象」とも呼ばれており、液体の流れの中で、圧力差によって泡の発生の消滅が起こる物理現象です。

エステや医療機関で行われているキャビテーションは、超音波を肌に当てて1秒間に28,000~40,000回の振動を発生させます。

これによって、脂肪細胞とその間質液に気泡が発生して消滅し、この2つの現象が非常に早い速さで繰り返されます。

この時発生する振動波で脂肪細胞を効率よく燃焼させて痩身効果を得るもので、「切らない脂肪吸引」とも呼ばれております。

これに対し、ラジオ波は体を温めて、代謝を活発にする方法です。

ラジオ波はその名の通り無線通信に使われる電波ですが、この電波を利用して体の中の水分を振動させて熱を作りだして脂肪を溶かし、新陳代謝を活発にさせます。

脂肪が気になるところに当てて、部分痩せさせることも可能です。

ラジオ波は「痩せる」というよりは「温める」効果の方が強く、中性脂肪を液状化してセルライトを分解する効果もあります。

このように、2つとも痩身方法の種類ではありますが、脂肪分解がメインなのがキャビテーションで、体温を上げて代謝をアップさせるのがラジオ波です。

脂肪吸引手術とは