生野菜や果物に含まれる酵素を、さらに無駄なく効率よくとる方法が、皮ごとすりおろすことです。すりおろすことによって、野菜や果物の細胞が壊され、酵素が細胞の外に出てきて、活発に働くのです。

そして、酵素が活性化すると、消化吸収が良くなるだけでなく、酵素を残さず取ることが出来ます。

すりおろす野菜といえば思い浮かぶのがダイコンおろしですよね。ダイコンに含まれるジアスターゼ(デンプン質 を分解する酵素)や、脂肪やたんぱく質を分解する酵素は、先端部分や皮付近に多く含まれます。

ですから、焼き魚と相性がピッタリなんですね。焼き肉とおろし ポン酢なんていうのも、やはり消化を良くするための意味のある組み合わせです。

野菜や果物の栄養成分表というものがありますが、あれは皮の部分を含めたものです。ダイコンに限らず、皮などの普段捨ててしまう部分に、酵素やその他の栄養成分がたくさん含まれていることが多いんです。

ニンジンやタマネギなども、コレステロールや中性脂肪を抑え、動脈硬化などの生活習慣病を防ぐ酵素が含まれています。これらもすり下ろして食べると、さらに効果的です。

ここで注意が必要なのは、生野菜や果物の酵素は、すり下ろした後は空気に触れると酸化しやすく、ビタミンや酵素が失われるスピードが速くなります。食べる直前にすり下ろすようにしてください。

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