そこであった事、感じた事、たくさんあったので私的な事ですが日記として書いておこうと思います。
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用事というのは、母の描いた絵が美術展に入選、それを美術館へ観に行くという事。
母を連れてここまで遠出するのは初めて。
年齢的にも、気がつけば70代も後半。
慣れない新幹線と電車での移動、人ごみ、食事・・・
正直少し心配でしたが、なんとか無事、上野へ到着。
そして美術館へ。
家族で絵を観る事ができ、感激。
母もとても喜んでいて、嬉しかったです。
とはいえやはり途中具合が悪くなりかけ、予定変更しながらの移動でしたが、
それが、子ども達が予想以上頼りになって。
子ども達の成長を感じる嬉しい旅でもありました。
そして、普段元気な母もこうやってみると、いつの間にか一回り小さくなっていて。
こんなふうに家族で出かけられるのも、あと何回かな・・・
親孝行、できる内にしておかないとと、少し複雑な想いでした。
ところで、という母は絵は全くの素人。
こちらへひきとってからたまたまご縁があり、良い先生とお仲間に恵まれ、趣味で描き始めて3年。
75を過ぎてからたまたま絵筆を握り、観てくださった方に喜んでいただけるのがただ嬉しく描き続けているとの事。
こんな世界が母の中にあったとは・・・
とにかく嬉しく、驚いていて。
人間の可能性なんて、未来なんて、わからない。
可能性を決めてしまう事なんてない。
そう、感じました。
~(2)へ~