私達より遥かに実績のあるシンガーの方の
お気に入りのエレアコが、演奏中に突然音が消えてしまうという現象にお困りというお話を、
間接的にお聞きしました。
私達も以前に似たようなトラブルが一度起きたことがあります。その時はギターのメーカーさんがK・YAIRIさんだったので元々搭載されていたB-BANDのプリアンプを取り外し、こともあろうかうちのギター担当の個人的な要望でL.R.Baggs製のアクティブのピエゾピックアップに交換をしてもらいました。その際にプリアンプだけではなく、
このように、ブリッジサドルの下に装着をされているピエゾ素子もL.R.Baggs製のものに交換してもらいました。
その後は音が消えることは一度も起きていません。
この白いサドルの下にピエゾ素子が入っています。そこから音の振動が信号として変換されています。その後プリアンプで増幅されて、ジャックに信号が送られて音が鳴る仕組みです。
この時の件をふまえて、音が減衰してしまった理由は、プリアンプと決めつけず、音を拾うピエゾ素子やそこまでの配線も含めて確認をしたほうが良いように思いました。
ちなみに、私達のレコーディングエンジニアさんに確認をしたところ、「このような現象の殆どがプリアンプの中のコンデンサーの不具合か、音を拾うピエゾ素子までの間の微妙な断線が原因だった」と言われました。
ギターの音が減衰してしまうという悩みを解決された方がいましたら、解決方法をメールで教えていただけましたらと思います。