別に、英語が公用語ではない国、
自分の国の民主化運動を、最近法律を変えて取り締まりを始めた国、日経新聞社にもおとがめをしてしまった国の、
どの様な部署の方かはよく把握ができてはいないのですが、
その国の一部でダウンロードが可能になっていた、2年前からイギリス経由で配信をしていたSmiles are every where の歌詞が民主化運動に加担をしているとの、おとがめの連絡を受けました。
最初はそんなに大きな問題とは思わずに
マネージャーさんが英文のメールでやりとりをしていたのですが、どうやらジョークでは済まない様な事態でした。知らないうちに政治犯の容疑をかけられている様な話になっていました。
英文のやりとりの中で、いつどこでどの様な目的で我が国の政治を批判するような歌詞を書いたんだ?と聞かれ、普段メディアのインタビューや取材でお答えをしているニュアンスで、
「数年前に、むりやりステーキという、徳川幕府の政権下の社会のようなお店でイヤイヤ歌っていた頃に、他の出演者が皆変わった方々ばかりだったので、笑うしかないと思い、
皆が笑顔ならそれでよしというコンセプトから、この曲が出来上がりました。」との説明をしました。中東の平和を願いアラビアンナイトに登場する魔法の絨毯が空を飛び、平和な街で皆の日常があるというお話の歌詞なのですが、
最後の綴りで、おじいさんのつぶやきで戦争はもう嫌だと言っている英詞の部分がどうやらそちらのおとがめを言われている部署の方々としては、自分の国の政治思想を非難されていると感じておられるようです。
結局、私たちのチームの1番上の方が大人の対応をしてくださっています。
今回のことで、
戦争反対とか、戦争やめろとか、自由になりたいとか、自由にするべきだ、などの言葉は軽々しく使えない世の中になってしまったのだと、
思いました。