初期の頃に作ってライヴで歌っていた曲で
Bメロがない曲が何曲かあるのですが.....
Bメロというのは歌い出しのメロディでもなく
曲のテーマである一番盛り上がるサビでもなく
その真ん中にある、サビにいくためのメロディなのですが.....
例えば
コードがCのコードで歌いはじめた曲のBメロって
AmとかDm7とかからはじまり〜
G7で終わって、サビにつながる〜みたいな
お決まりの静かな展開とかのパターンがあって
わざとらしかったり
どこにでもよくあったり
なんだか、あってもなくてもいんじゃないの?って
いうような気がして
あえてAメロからそのままサビにいってしまう...という作り方を
2001年くらいまでは好んで使っていた構成デス。
短い、短すぎる、歌詞の中のメッセージが薄くならないように
サビに臨時転調や代理コード(置き換え)をメロディに絡ませるなどして
強い印象を残させるようにしていました。
それが、宇宙シリーズを作り始めてから
Bメロにあえてサビと同じコード進行を持ってきたり
デミニッシュコードや−5(フラットファイブ)からはじまる
奇妙で宇宙的なBメロを作るようになりました。
Bメロはサビにつなげるためのメロディじゃなくて
Bメロの中にAメロではじまったストーリーが膨らんでゆくように
演出をしてみたり、自分の個性とも言える印象的な展開を含ませたつもりデス
この時期からBメロの存在は、ついでではなくて、
曲の中の大切な役割をする部分として意識するようになりました。
で、
初期の頃にライヴで歌っていた曲に、
Bメロを加えようとしたのですが
Aメロの最後のメロディとサビの歌い出しのメロディの流れががっちりと
繋がってしまっていて*ー*
Bメロの入り込む隙間がありませんでした。
サビの後に大サビを入れるとかスローな展開メロディを入れるっていう技法も
宇宙シリーズではよくやったのですが、
これを以前の曲に加えるのが、やはり、できませんでした。
その時その時によって
表現方法が変化してゆくのだなぁと
思いました。
明日発売の
はむすたーのわくせい
にも
Bメロは
アリマセン。
作ったのは今年の1月なのですが
あえて、Aメロとサビ という構成になっています。
ねこ ねこ ねこ は
ちゃんとBメロがアリマス。
Bメロだけがメロディアスなつくりになっています。
3番のサビの終わりから
突然にBメロのコード進行で
愉快な大サビが入ってイマス。
大サビの歌詞のネコ語での作詞と歌唱が
一番
苦労
シマシタ
レコーディングでは
ワンテイクで収録したので
本当にスリリングデシタ。