架空請求はがき続々 県警が注意喚起 県内家庭、詐欺被害も
茨城新聞クロスアイ 4/17(月) 4:00配信
「料金の未納分がある」「民事訴訟を起こす」などと書かれたはがきが県内各地の家庭に郵送され、県警や県消費生活センターに相談が相次いでいる。昨年6月には筑西市の男性がはがきの連絡先に電話し、現金100万円をだまし取られる詐欺事件が発生した。県警は架空請求で現金をだまし取る「振り込め詐欺」の手口として、注意を呼び掛けている。
昨年6月、筑西市の60代の会社員男性宅にはがきが届いた。裏面には「わいせつ物及び児童ポルノ単純所持罪が適用になった。連絡がなければ捜査当局に情報提供する」などと書かれていた。
男性がはがきの連絡先に電話すると、男が出た。今度は別の番号を指示され、電話すると、被害者支援の会を名乗る男から「解決する方法は、マレーシアで40日間ボランティアするか、100万円支払って示談する方法がある」と言われ、現金100万円を指定された住所に郵送し、だまし取られてしまった。
県警や同センターによると、同様のはがきが県内の各家庭に届いている。
文面はさまざまだ。アダルトDVD購入代金の発生▽訪問販売会社に対する契約の不履行▽「総合消費料金」と称した料金の未払い-といった虚偽の情報が並ぶ。
文中には決まって、「裁判取り下げを希望するなら下記に電話すること」などと、急いで電話するよう仕向ける一文が書かれている。差出人は「民事訴訟管理センター」など架空の組織だ。
昨年1年間に寄せられた相談件数は、県警が139件、同センターが8件。今年に入ってからも10日現在で県警に12件、同センターに7件あった。持参した人からは「覚えがない」と相談されるという。
県警県民安心センターは「身に覚えのない不審なはがきが届いたら電話はせずに、最寄りの警察署などに相談してほしい」と注意を呼び掛けている。電話での相談は、県警ニセ電話詐欺対策室(電)029(301)0074、または警察相談専用電話「#9110」。
(小野寺晋平)
茨城新聞社
格安IP電話・レンタル携帯・逆転送

電子マネー買わせる詐欺 県内で急増、昨年39件
岐阜新聞Web 4/16(日) 8:59配信
コンビニなどで電子マネーを買わせる手口の特殊詐欺「電子マネー詐欺」が、岐阜県内で急増している。県警によると、昨年の被害は39件、約2600万円に上り、前年から件数、金額とも2倍以上に増加。被害額だけみれば、一昨年から約20倍増となった。
電子マネー詐欺は、「有料サイトを閲覧したので支払いが必要」などと電話やメールがあり、コンビニでプリペイドカード式の電子マネーを購入してカード裏側の番号を教えるよう求められる。犯人はその番号を使って換金などをするという。
これまでは、現金の受け渡しとして、犯人とじかに接触する「手渡し型」や現金自動預払機(ATM)を使った「振り込め型」が多かった。一方で、金融機関の窓口で多額の現金を引き出した場合に通報する「全件通報」が定着し、ATMでもャッシュカードを使った振り込みに限度額が設けられるなどの対策が講じられ、詐欺グループが成功率の高い電子マネー詐欺に手口を変えたとみられる。
県警とコンビニの業界団体は連携して昨年12月、県内のコンビニで10万円以上の電子マネーを買う際は全て通報する「電子マネー通報」の運用を開始。担当者は「オレオレ詐欺や還付金詐欺が減る中、大きな課題。電子マネー通報を浸透させたい」と話している。
岐阜新聞社
格安IP電話・レンタル携帯・逆転送

小田原で振り込め詐欺が多発 被害総額1億円迫る
カナロコ by 神奈川新聞 4/15(土) 19:34配信
小田原署管内でことしに入り、振り込め詐欺が多発している。被害総額は1億円近くに上り、県内では2番目の高額被害になっている。同署は年金支給日の14日、小田原駅東西自由連絡通路で、振り込め詐欺に注意を呼び掛けるキャンペーンを行った。
同署によると、13日時点の認知件数は県内の警察署別で5番目に多い21件、被害総額は茅ケ崎署に次ぐ約9600万円。件数は既に昨年1年間の件数(27件)に近づき、金額も昨年(約2億1500万円)の半額近くまで上っている。
キャンペーンには小田原署や県警本部生活安全総務課、小田原市観光協会などから約100人が参加。北川常弘署長は「市民のすぐ近くに詐欺の手が忍び寄っている。皆さんの力も借りて市民の財産を守りたい」とあいさつ。参加者は「電話で『還付金』は詐欺!」と書かれたチラシなどを駅利用者らに配った。
格安IP電話・レンタル携帯・逆転送

息子かたる詐欺で200万円被害 静岡の女性
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 4/15(土) 8:16配信
静岡市駿河区の無職女性(73)が14日、息子を名乗る男に現金200万円をだまし取られたと静岡南署に届けた。同署によると、3日午前、息子をかたる男から女性宅に「会社の金で株を買って損したので200万円貸してほしい。自分の代わりに弁護士の使いが行くので、お金を渡してほしい」などと電話があった。女性は同日午後3時40分ごろ、都内の駅で弁護士の使いを名乗る男に現金を手渡したという。
静岡新聞社
格安IP電話・レンタル携帯・逆転送
