SIM不正貸与容疑で社長逮捕=詐欺悪用、被害7億円超か―警視庁
時事通信 1/26(木) 11:11配信
身元確認をせずに携帯電話の通信に必要なSIMカードを貸し出したとして、警視庁組織犯罪対策2課は26日までに、携帯電話不正利用防止法違反容疑で、携帯レンタル会社社長露木正夫容疑者(32)=東京都豊島区池袋本町=を逮捕した。
「本人確認はした」と容疑を否認している。
同課によると、露木容疑者が貸し出した携帯電話は21都府県で特殊詐欺に悪用され、被害総額は7億6000万円以上とみられる。同容疑者は「カード1枚につき手数料2万円で貸し出していた。1年で3000万円ほど売り上げがあった」と話している。
逮捕容疑は2015年6月19日、練馬区豊玉上の駐輪場で、詐欺グループ指示役の男(24)に、身元確認をせずにSIMカード3枚を渡した疑い。
同課は昨年2月に指示役の男を詐欺容疑で逮捕。「犯罪に使う携帯電話を貸し出す道具屋がいる」と供述したことから、露木容疑者が浮上した。
板橋区にあった会社からは、約1200通の契約書が押収された。運転免許証やパスポートなどの身分証コピーが添付されていたが、2通以外は架空名義だった。
格安IP電話・レンタル携帯・逆転送

「女性に1億円」三井住友銀元副支店長に懲役10年求刑
朝日新聞デジタル 1/26(木) 13:15配信
三井住友銀行の外貨取引システムを悪用して同行から約8億9千万円をだまし取ったとして、電子計算機使用詐欺の罪に問われた同行大森支店の元副支店長、南橋浩被告(55)=懲戒解雇=の裁判が26日、東京地裁で結審した。検察側は論告で「96回も端末機の不正操作を繰り返し、巨額の金をだまし取った。動機は身勝手で、銀行の信用に損害を与えた」と述べ、懲役10年を求刑した。
弁護側は、南橋被告が預貯金を解約したり自宅を売却したりして約5億5500万円を同行に弁償したとして、刑を軽くするよう求めた。
この日の被告人質問で、南橋被告は「職員が少ない時間を見計らって端末機を操作した。銀行側にばれないだろうという気持ちが勝り、不正を続けた」と述べた。だまし取った金の使い道については、「妻ではない女性に1億1千万円使いました」と説明。部下に飲食をおごったり、ゴルフ会員権や車を購入したりもしたという。(志村英司)
朝日新聞社
格安IP電話・レンタル携帯・逆転送

アダルトサイトの架空請求、いわきの50代男性460万円被害
福島民友新聞 1/26(木) 10:29配信
25日、いわき市の50代男性から、アダルトサイトの架空請求の電話を信じて現金約460万円をだまし取られたと、いわき南署に相談があった。同署は「なりすまし詐欺」事件とみて調べている。
同署によると、5~23日にかけて、サイト料金取り立て会社の社員を名乗る複数の男から「アダルトサイトの利用料が未払いなので支払ってほしい」「他県のアダルトサイト会社にも未払いがある」などと電話があった。
男性は電話を受けるたびに指定された口座に現金を振り込み、22回で約460万円に上るという。
福島民友新聞
格安IP電話・レンタル携帯・逆転送

元社長に懲役5年判決 競馬情報提供詐欺「犯行は計画的」 千葉
産経新聞 1/26(木) 7:55配信
高確率で勝てる競馬情報を提供すると偽って現金をだまし取るなどしたとして、組織犯罪処罰法違反の罪に問われた元情報提供会社社長の大多和孝良被告(42)の判決公判が25日、千葉地裁で開かれ、金子武志裁判長は「人間の心理的欲求につけ込んだ悪質な犯行」として懲役5年(求刑懲役10年)を言い渡した。
判決によると、大多和被告は親族や同社の元従業員らと共謀し、平成26年1月~27年5月ごろまでの間に、県内外の男女11人に対し、高確率で高額の払戻金を得られると誤信させ、競馬の勝ち馬情報を提供する名目で計約2千万円を組織的に詐取したとしている。
金子裁判長は判決で、大多和被告らは営業や顧客に送付する文書のデザインなどの役割を分担しており、「犯行は組織的かつ計画的」と指摘。大多和被告については「首謀者として組織の実権を一手に掌握していた」とした。
格安IP電話・レンタル携帯・逆転送
