それ詐欺ですよ…70代女性の振り込め詐欺防いだ銀行員に感謝状
産経新聞 9月20日(火)8時54分配信
特殊詐欺の被害を防いだとして、松原署はりそな銀行河内松原支店(松原市)のお客さまサービス課マネージャー、深水進司さん(48)に感謝状を贈呈した。
同署などによると、深水さんは8月5日午後、携帯電話で話しながら現金自動預払機(ATM)を操作している70代の女性を店内で見かけた。不審に思った深水さんが声をかけると、この女性は「還付金が戻ってくる」などと説明したため、詐欺の可能性があると判断。女性に手続きをやめるように説得して、被害を食い止めた。
女性から電話を代わった深水さんが、相手に連絡先などを尋ねたところ、電話が切れたという。電話は非通知設定でかかっていた。
女性は100万円近い現金を引き出そうとしており、深水さんは「被害を防ぐことができてうれしい。月に1度は特殊詐欺を食い止めるための勉強会を開いているが、その成果が出た」と話している。
松原署管内における今年の特殊詐欺の発生件数は1月~8月末で11件、被害額は約4100万円と昨年1年間の被害額約4400万円(22件)に迫っている。
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高校生が振り込め詐欺の被害防止呼びかけ
関西テレビ 9月20日(火)1時50分配信
敬老の日の19日、兵庫県川西市では、高校生たちが地元のお年寄りに向け、振り込め詐欺への注意を呼びかける劇を披露しました。
【詐欺師役の高校生】
「もしもし、おばあちゃん。オレだよオレ」
演じるのは川西明峰高校演劇部の生徒たち。
振り込め詐欺の被害を防ごうと行われた劇には、地元の高齢者およそ60人が集まりました。
【劇の会話】
「かずやだよ。孫の」
「かずやは5年前に車の事故で亡くなったんだよ」
話が二転三転する展開に会場では拍手と笑いが起きていました。
【劇を観た女性】
「私もオレオレに引っかかりかけたことがあったから。人を疑うのは嫌ですけど、一回疑わないといけない」
【劇を演じた高校生】
「劇で面白く知って覚えてもらって気を付けてほしい」
高校は、生徒の演劇による啓発活動について、今後も続けていきたいとしています。
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なりすまし詐欺1300万円被害 福島県郡山の70代女性 警察官装う男から電話
福島民友新聞 9月19日(月)9時19分配信
18日午後、郡山市の70代女性から「郡山警察署の警察官を名乗る男に1300万円をだまし取られた」と、郡山署に届け出があった。同署は「なりすまし詐欺」事件とみて調べている。
同署によると、女性方に15日午前11時30分ごろ、男から「暴力団を捕まえたが、名簿にあなたの名前が載っている」「取りあえずあなたの貯金のうち500万円を残して全額下ろしてきてほしい。下ろしたお金は警察に預けた方がいい」などと電話があった。
話を信じた女性は市内の金融機関の窓口で金を下ろし、同日午後4時30分ごろ、男が指定した同市の公園で、警察官を名乗る男に800万円を手渡した。
16日午前11時ごろ、男から再び電話があり、男が「残りの500万円も預けた方がいい。預かった1300万円は自宅に返しに行く」と話したため、女性は同日午後4時ごろ、同様に金を下ろして男に500万円を手渡したという。
女性が18日午前、息子に相談し、だまされたことに気付いた。
福島民友新聞
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【特殊詐欺】「だまされたふり作戦」発動で「受け子」はなぜ無罪になったのか
(提供:アフロ)
1952年生まれ。関西大学大学院修了後、関西大学法学部講師、助教授をへて、関西大学法学部教授。2004年からは、甲南大学法科大学院教授(弁護士)。専門は刑事法。ネットワーク犯罪、児童ポルノ規制、青少年有害情報規制などが主な研究テーマ。現在、兵庫県公文書公開審査会委員や大阪府青少年健全育成審議会委員などをつとめる。主著に『情報社会と刑法』(2011年成文堂、単著)、『インターネットの法律問題-理論と実務-』(2013年新日本法規出版、共著)、『改正児童ポルノ禁止法を考える』(2014年日本評論社、共編著)、『エロスと「わいせつ」のあいだ』(2016年朝日新書、共著)など。趣味は、囲碁とジャズ。
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