振り込め詐欺1億円被害 京都の60代女性
京都新聞 4月26日(火)12時9分配信
株の名義変更の手続き費用名目で、京都府内の60代女性が現金約1億円をだまし取られていたことが26日、京都府警への取材で分かった。今年確認された府内の特殊詐欺事件の被害額としては最高額という。
府警によると、昨年秋から今年2月にかけて、女性宅に投資会社をかたる複数の男から「亡くなった夫の株の名義を変えるために手数料が必要」などと電話があった。女性は、男らの指示通り複数の金融機関の口座に約20万~100万円を計二百数十回振り込み、総額は1億円を超えたという。男らと連絡がつかなくなり、女性が4月、府警に相談した。
<結婚詐欺>20人1.6億円詐取か 4回目逮捕
河北新報 4月26日(火)10時50分配信
婚活パーティーで知り合った男から仙台市の女性が700万円をだまし取られた結婚詐欺事件で、別の女性からも578万円をだまし取ったとして、仙台中央署が無職末永浩二容疑者(50)=本籍千葉市=を詐欺容疑で再逮捕する方針を固めたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。逮捕は4回目。
捜査関係者によると、末永容疑者は2012年1月~13年9月、仙台市であったパーティーで同市の女性会社員(42)と知り合い、大手航空会社の整備士と偽って交際。うそのマンション購入話や結婚話を持ち掛け、9回にわたり頭金や挙式代を名目で計578万円をだまし取った疑いが持たれている。
中央署は、約15年間で宮城、山形、福島、東京、千葉、埼玉の1都5県の女性20人から同様の手口で約1億6000万円をだまし取った可能性があるとして追及している。
容疑者は1月26日と2月16日に同様の詐欺容疑で逮捕され、処分保留となった。3月8日に同じ詐欺容疑で逮捕され、同29日に起訴された。
埼玉県内 3月の振り込め詐欺 金額・件数とも減少
テレ玉 4月26日(火)12時3分配信
3月に埼玉県内で起きた振り込め詐欺による被害は、去年の同じ時期に比べ金額・件数ともに減少したことがわかりました。県警・特殊詐欺総合対策本部のまとめによりますと、3月、県内で起きた振り込め詐欺の被害件数は、去年の同じ時期に比べて9件少ない85件となり、被害金額も6,000万円余り減少し、1億6,352万円となりました。このうち、親族を装い「小切手や会社の書類が入ったかばんをなくした」などとうその電話をかけ、現金をだまし取る手口が「オレオレ詐欺」全体の半数近くを占めています。また、警察官を名乗ってウソの電話をかけ、キャッシュカードや通帳をだまし取る手口の「オレオレ詐欺」もことしに入ってから3月末までに20件発生していて、去年の同じ時期に比べ19件増え、急増しています。県警では、生命保険会社への注意喚起の呼びかけ依頼や、テレ玉で放送されていたアニメ「浦和の調ちゃん」を起用したポスター制作などを通して、振り込め詐欺被害の抑止に向け、幅広い世代に働きかけていくとしています。
テレ玉
最終更新:4月26日(火)12時3分
「絶対もうかる馬券」と詐欺 青森県東北町の70代女性3500万円被害
デーリー東北新聞社 4月26日(火)11時38分配信
青森県警七戸署は25日、東北町の70代女性が競馬必勝法の情報提供名目などで総額約3500万円をだまし取られたと発表した。特殊詐欺事件とみて捜査している。
同署によると、昨年8月中旬ごろ、女性方にA社から競馬必勝法をうたうはがきが届いた。電話をすると入会金2千円で100万円が当たる抽選があると言われ、女性は指定口座に入金した。
その後、同9月2日~10月31日にかけ、同社関係者を名乗る複数の男から電話があり「確実にもうかる馬券がある」「金を立て替えた者が裁判にかけられる」などと言われた。女性は町内にあるスーパーの現金自動預払機(ATM)などから28回にわたって要求通りの金額を振り込んだ。
同11月上旬の電話を最後に同社と連絡がつかなくなり、女性から相談を受けた同署が25日に被害届を受理した。
県警によると、2016年の特殊詐欺の被害件数は同日現在、前年同期を3件下回る19件だが、被害額は約5800万円上回る約1億800万円となっている。
デーリー東北新聞社
最終更新:4月26日(火)11時38分