かばんの中に数千人分の名簿 振り込め詐欺グループの男逮捕
フジテレビ系(FNN) 4月21日(木)15時41分配信
かばんの中に数千人分の名簿を隠し持っていた、振り込め詐欺グループの男が逮捕された。
職業不詳・岸園孝太容疑者(21)は、大阪・八尾市の72歳の女性に対し、息子になりすまして、「女性を妊娠させてしまったから、お金が必要なんや」などとうそを言い、現金200万円をだまし取った疑いが持たれている。
東京・杉並区で、巡回をしていたパトカーが、あわてて姿を隠そうとした岸園容疑者を見つけ、職務質問をしたところ、かばんから、数千人分の名簿が見つかったことから、逮捕に至った。
岸園容疑者は調べに対し、黙秘を続けているが、全国的な大規模振り込め詐欺グループの一員とみられ、警視庁は、余罪を追及している。
「トイレに携帯落として番号変わった」 なりすまし200万円被害
福島民友新聞 4月21日(木)9時44分配信
郡山市に住む60代の女性が息子を名乗る男からの電話を信じ、現金200万円をだまし取られたことが20日、郡山署への取材で分かった。同署は「なりすまし詐欺」事件とみて調べている。
同署によると、女性方に18日午後6時30分ごろ、男から「病院のトイレで携帯電話を落として番号が変わった」と電話があった。19日になって再び電話があり、男は「オリンピックの先物取引で失敗して700万円を損した」「今日中に返済しないと離婚問題になる」などと話したという。
女性は市内の金融機関で現金を下ろし、同日午後3時ごろ、自宅付近で弁護士を名乗る男に現金を手渡した。女性が息子に連絡し、だまされたことに気付いた。
熊本地震に便乗のネット詐欺、米国でも横行の恐れ
ITmedia エンタープライズ 4月22日(金)8時15分配信
熊本とエクアドルで相次いだ地震で被災者支援への関心が高まっていることを受け、米連邦取引委員会(FTC)やUS-CERTは4月20日、義援金募集と称して金銭をだまし取ったり、マルウェア感染サイトに誘導したりする手口に注意するよう呼び掛けた。
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被災者支援の募金などは、信頼できる組織であることを確認した上で行う必要があるとFTCは強調する。SNSやメール、電話、あるいは人づてに聞いた「緊急アピール」は虚偽の可能性もあると指摘。正規の慈善団体が、義援金をだまし取ろうとする手口との競争に直面しているのが実態だという。
FTCは義援金詐欺の手口にだまされないため、以下のような注意を促している。
・募金は信頼できると分かっている団体を通じて行う
・正規の慈善団体のWebサイトに見せかけた詐欺サイトに注意する
・メールのリンクや添付ファイルは送信してきた相手を自分が知っていて、内容が分かっているものでない限りは開かない。たとえ友人や家族から届いたように見えるメールであっても、添付ファイルを開けばマルウェアに感染する恐れがある
・ソーシャルメディアに掲載された募金の呼び掛けをうのみにせず、慈善団体について自分で調べる
詐欺被害の高齢女性をさらに騙す 振り込め詐欺グループの男3人逮捕
産経新聞 4月21日(木)8時35分配信
詐欺被害を回復すると偽って現金をだまし取ったとして、県警捜査2課などは20日、詐欺容疑で千葉県柏市、無職、山上雄之容疑者(32)ら男3人を逮捕した。県警は3人の認否を明らかにしていない。
県警は同日、3人が出入りしていた東京都荒川区内の雑居ビルを家宅捜索。3人は振り込め詐欺グループ内で電話をかける「かけ子」とみられ、携帯電話数台や名簿などを押収した。
逮捕容疑は19日、過去に外貨取引の詐欺被害に遭った大阪府池田市の女性(82)方に電話し、「外貨を高値で買い取るので、供託金を納めてほしい」と偽り、84万円を振り込ませたとしている。県警によると、女性は14~19日で計約155万円をだまし取られていた疑いがあるという。