高齢者狙い、注文していない健康食品送りつけ現金詐取 数人逮捕
フジテレビ系(FNN) 7月2日(水)12時47分配信
高齢者を狙って、注文を受けていない健康商品を送りつけて、現金をだまし取ったとして、千葉県警は、健康食品会社の元社員ら数人を逮捕した。健康食品会社「USPフーズ」の元社員・藤浦亮太容疑者(23)ら数人は、秋田県などの高齢者7人に、注文を受けていない健康商品を送りつけ、「支払わないと大変なことになりますよ」などと言って、現金およそ12万円をだまし取るなどした疑いが持たれている。
捜査関係者によると、2013年7月、関係先を家宅捜索し、顧客データや会社の口座を調べたところ、全国およそ2,500人の高齢者が被害に遭っていて、被害総額は1億円にのぼるという。
振り込め詐欺の疑い、受け取り役の少年と男逮捕
TBS系(JNN) 7月2日(水)12時56分配信
振り込め詐欺で84歳の女性から現金400万円をだまし取ったとして、警視庁は無職の少年と現金受け取り役のリクルーターの男を逮捕しました。逮捕されたのは、茨城県龍ケ崎市の会社員・藤田章吾容疑者(24)と無職の18歳の少年の2人です。
警視庁によりますと、今年5月、中野区に住む女性(84)に、次男を装い、「会社のお金を使って株をやっていた」などとうそを言って、現金を要求する電話 がかかってきました。18歳の少年はその後、サラリーマンを装うため、自分が持っていた礼服を着て、新宿区の路上で女性と待ち合わせ、現金400万円をだ まし取った疑いが持たれています。
少年は藤田容疑者から「物を運ぶ仕事がある」と紹介を受けたと供述していて、警視庁は藤田容疑者が現金受け取り役のリクルーターだったとみて調べています。
地下銀行営業の疑い 中国人男を再逮捕 ネットバンキング10億円不正送金
産経新聞 7月2日(水)14時32分配信
インターネットバンキングで不正送金された現金が中国に送金されていた事件で、地下銀行を経営していたとして、警視庁などの合同捜査本部は銀行法違反(無 免許営業)容疑で、中国籍で東京都江戸川区南小岩、無職、林秀実容疑者(42)=組織犯罪処罰法(犯罪収益収受)容疑で逮捕=を再逮捕した。
林容疑者は容疑を認め、「10年前から10億円以上を送金した」と供述。合同捜査本部はネットバンキングの不正送金事件でも同様の手口で現金を送っていたとみて実態解明を進める。
逮捕容疑は4~5月、埼玉県の中国籍の40代女性ら3人から約130万円を受け取って中国に送金し、無免許のまま銀行業を営んだとしている。
林容疑者は日本国内の中国人からの送金依頼を中国側の「社長」と呼ばれる男に取り次ぎ、男が依頼先に現金を渡したのを確認した後、依頼者から送金額と手数料を受け取る仕組みで地下銀行を営んでいた。
合同捜査本部はネットバンキングの不正送金事件で、林容疑者ら中国人グループの13人を組織犯罪処罰法容疑で逮捕。被害総額は過去最大規模の約6億円に上るとみて調べている。
労災で休業補償詐取…詐欺容疑で夫婦を逮捕 奈良県警
産経新聞 7月1日(火)23時38分配信
けがのため働けないと偽って休業補償給付など計約35万円をだまし取ったとして、奈良県警吉野署などは1日、詐欺容疑で、同県五條市今井、無職、松井護容疑者(73)と妻の看護師、ゆかり容疑者(50)を逮捕した。2人とも「間違いない」と認めている。
逮捕容疑は、平成24年1月、実際は28日間働いていたにも関わらず、護容疑者が23年5月の農園でのアルバイト中に脚立から転落して負ったけがのため、 同年11月18日から49日間働けなかったとの申請を大淀労働基準監督署に提出し、休業補償給付など35万7161円をだまし取ったとしている。
同署によると、2人は護容疑者のけがに労災保険が適用されたことから、休業補償給付などをだましとることを計画。ゆかり容疑者は書類作成などを行っていた。護容疑者はほかに15回、同様の申請を行って計約200万円の支給を受けており、同署で余罪を調べている。
会津小鉄会会長ら3人逮捕…携帯電話を詐取容疑
読売新聞 7月1日(火)15時57分配信
配下の組員名義で携帯電話を不正に取得したとして、京都府警は1日、指定暴力団会津小鉄会会長の馬場美次(みつぐ)容疑者(73)ら3人を詐欺の疑いで逮捕した。
府警によると、他の2人は同会組員と、同会2次団体の組員。馬場容疑者らは共謀し、2012年12月7日、京都市内の携帯電話販売会社で、同会組員が使う と偽って契約を結び、携帯電話1台をだまし取った疑い。実際は馬場容疑者が利用していたという。3人は容疑を否認し、馬場容疑者は「組員から借りただけ で、だましたつもりはない」と供述しているという。
宣伝動画「自分で撮影」 “盗撮靴”販売容疑の業者
京都新聞 7月2日(水)8時49分配信

内藤容疑者らが販売していた、小型カメラを仕込んだ運動靴。動画を保存するマイクロSDカードが甲の部分に入っていた(京都市中京区・中京署)
盗撮に使う靴型カメラを売ったとされる事件で、京都府迷惑行為防止条例違反(盗撮)ほう助の疑いで府警に逮捕された神奈川県大和市の隠しカメラ販売会社 「エダトレーディング」経営内藤孝彦容疑者(25)=同市下鶴間=が、販売サイトに掲載していた靴型カメラの宣伝動画について「自分で靴型カメラを使って 書店の女性客を盗撮した」と供述していることが1日、捜査関係者への取材で分かった。府警は、販売当初から購入客に盗撮させる目的でカメラを売っていたと みて調べる。
ほかに逮捕したのは同社社員園田温子容疑者(24)=東京都国分寺市。
府警によると、靴型カメラは販売途中から、リモコンのボタンを押せば撮影動画を一括消去したり撮影中をバイブで知らせる機能が加わる一方、最初付いていたランプがなくなった。府警は摘発を免れ、盗撮を容易にするため改良を加えていたとみている。
園田容疑者は「使用方法は買った人の勝手だ」と容疑を否認、内藤容疑者は容疑を認めているという。
逮捕容疑は共謀して昨年10月~今年3月、盗撮に使われると知りながら京都市左京区の男(29)や群馬県の男(21)ら3府県の男3人に靴型カメラを販売、盗撮行為を助けた疑い。
暴力団関係者に個人情報漏らす 容疑の静岡県警巡査部長逮捕
産経新聞 7月2日(水)7時55分配信
暴力団関係者の男に個人情報を漏らしたとして、県警は1日、地方公務員法違反(守秘義務違反)の疑いで天竜署巡査部長の清水佳史(よしふみ)容疑者(36)=磐田市一言=を逮捕した。清水容疑者は容疑を認めており、今後犯行の動機などについて詳しく調べる方針。
逮捕容疑は2月下旬、天竜署内で県警の情報管理システムを操作し、電話で知人の40代の男に対して、この男の知人の住所を伝えたとされる。
県警監察課によると、清水容疑者は県東部の警察署に勤務していた平成15年に男と知り合い、男が暴力団関係者であることを知りながら、家族ぐるみで交友を 深めていた。今年4月になって県警に「清水が男に情報を漏らしている」との情報が寄せられ、捜査を進めていた。男は同月中に病死したという。情報の漏洩 (ろうえい)は男が依頼したとみられ、男の知人に危害が加えられるなどの被害はなかった。
県警では、5月にも細江署の巡査部長が覚せい剤取締法違反(譲り渡し)容疑で逮捕されており、岡本安志警務部長は「全職員に対する指導を徹底する」とコメントした。
僧侶が大麻栽培容疑…「自分で吸うために」
読売新聞 7月2日(水)9時22分配信
札幌南署は1日、札幌市白石区菊水、僧侶藤田善弘容疑者(35)を大麻取締法違反(栽培)容疑で現行犯逮捕したと発表した。
発表では、藤田容疑者は知人が借りた札幌市東区のアパートの居間と寝室で大麻草の苗木19本を水耕栽培した疑い。室内からは栽培用の肥料や吸引器具などが見つかった。調べに対し「自分で吸うために栽培していた」と供述しているという。
覚せい剤取締法違反容疑で男3人逮捕 鶴岡、酒田署
山形新聞 7月2日(水)10時32分配信
覚せい剤を使用したなどとして鶴岡、酒田両署は1日、県警組織犯罪対策課の応援を得て、覚せい剤取締法違反の疑いで、トラック運転手の男ら3人を逮捕したと発表した。
逮捕されたのは▽酒田市若宮町1丁目、トラック運転手熊本泰隆(40)=同法違反(使用)で起訴済み▽埼玉県戸田市上戸田2丁目、建設作業員須田直樹(40)▽川崎市宮前区菅生ケ丘、アルバイト吉田直人(39)―の3容疑者。
熊本容疑者の逮捕容疑は5月中旬、自宅で覚せい剤を使用した疑い。須田、吉田両容疑者の逮捕容疑は、共謀して4月中旬ごろ、熊本容疑者に若干量の覚せい剤を有償で譲り渡した疑い。須田、吉田両容疑者は容疑を否認している。
鶴岡署によると、熊本容疑者は0.01~0.02グラムを使用していた。同署に寄せられた情報を基に熊本容疑者を5月20日に逮捕。取り調べの中で須田、吉田両容疑者から譲り受けていたことが分かり、両容疑者を6月30日に逮捕した。3人は顔見知りだった。
不当な取り立て容疑初適用 ガールズバー店長逮捕 大阪
産経新聞 7月2日(水)7時55分配信
客を脅して高額な料金を請求したとして、府警生活安全特別捜査隊と南署は1日、ぼったくり防止条例違反(不当な取り立て)などの疑いで、大阪市中央区宗右衛門町のガールズバー「BAR sky」の店長、荒瀬勇生(ゆうき)容疑者(27)を逮捕した。
同条例は平成13年に施行。同署によると、これまで条例にある「不当な勧誘」の項目を適用し逮捕されたケースはあるが、「不当な取り立て」で逮捕されるのは初めて。被害者が酔って記憶があいまいな場合、具体的な立証が難しかったためという。
逮捕容疑は4月5日夜~翌6日未明、男性客(22)を「金払わんかい。帰らせへんぞ」などと言って脅して約10万2千円を請求したとしている。
捜査関係者によると、「BAR sky」では、女性従業員が路上で一般人を装って通行人男性を店に誘い込み、高額な料金を請求していたという。系列2店とともに5月に府警の家宅捜索を受けていた。荒瀬容疑者は「乱暴な口調で接したことはない」と容疑を否認している。
V系バンドのチケット“転売”女2人を逮捕
日本テレビ系(NNN) 7月1日(火)22時3分配信
ビジュアル系バンドのライブのチケットを転売目的で購入するダフ屋行為を繰り返したとして、会社員の女2人が書類送検された。
東京都迷惑防止条例違反の疑いで書類送検されたのは、39歳と29歳の会社員の女。警視庁によると2人は、今年4月、品川区や渋谷区などのコンビニエンスストアで、ビジュアル系バンドのライブのチケットを転売目的で購入した疑いなどがもたれている。
2人は「アルルカン」などのビジュアル系バンドのファンのグループに入っていて、チケットをまとめて購入した上、最前列などの席は自分たちで使い、余ったチケットをネットオークションで転売していたという。
警視庁の調べに対し2人は容疑を認めていて、計200万円あまりを売り上げたとみられている。