<LED架空取引>新たに6人逮捕…詐欺容疑で 警視庁
毎日新聞 6月24日(火)11時44分配信
大手広告代理店「電通」の子会社「電通ワークス」(東京都中央区)を巡る発光ダイオード(LED)照明の架空取引事件で、警視庁組織犯罪対策4課は24 日、同社から代金約2億円をだまし取った疑いが強まったとして、新たに取引先のコンサルタント会社関係者ら男6人について詐欺容疑で逮捕した。
捜査関係者によると、6人は2010年ごろ、LED照明の販売代理業をしていた電通ワークスに、都内の病院で同照明を設置する計画があるという架空の取引話を持ち掛け、仕入れ代金名目で約2億円を詐取した疑いが持たれている。
電通ワークスはLED照明の取引で約60億円に上る損失を出し、12年3月にLED事業を他社に譲渡した。事件を巡っては、同課は既に都内のLED開発会社の実質経営者ら8人を詐欺容疑で逮捕し、いずれも起訴されている。
製本会社BBI元社長がまた脱税1億円 東京国税局が告発
産経新聞 6月24日(火)11時38分配信
法人税など約1億円を脱税したとして、東京国税局が法人税法違反罪と消費税法違反罪で、製本会社「BBI」(埼玉県所沢市、清算)と、秋岡忠司元社長(69)を東京地検に刑事告発していたことが24日、分かった。秋岡元社長は同日までの取材に応じていない。
秋岡元社長は平成15年にも、当時経営していた別法人の法人税約8800万円を脱税した同法違反容疑などで逮捕され、懲役1年8月の実刑判決を受けている。
関係者によると、秋岡元社長は経理担当者に指示し、売上金の一部を除いて申告したほか、知人の会社に架空外注費を計上するなどの手口で、24年3月期まで の3年間で約2億2千万円の所得を隠し、法人税約6400万円を脱税。また、売り上げの除外に伴い消費税を少なく申告し、消費税約4千万円を脱税したとさ れる。
隠した所得は秋岡元社長が、遊興費などに充てていたという。
「ギャンブルの借金返済で着服」 横領容疑の元JA職員
福島民友新聞 6月24日(火)11時15分配信
JA伊達みらい旅行センター(伊達市)の横領事件で、伊達署に業務上横領の疑いで逮捕された元職員の福島市、除染作業員関根浩和容疑者(38)が「ギャン ブルでつくった借金を返すために着服した」などと供述していることが23日、捜査関係者への取材で分かった。同署は24日、別の顧客の旅行代金約127万 円を横領したとして同容疑で再逮捕する方針。
捜査関係者によると、関根容疑者は着服した旅行代金分を穴埋めするため、馬券の購入などを繰り返していたとみられる。着服分の一部は返していたという。
同JAは昨年6月、関根容疑者が2012(平成24)年4月から13年5月までの1年2カ月にわたり、旅行代金計約1607万円を着服していたと発表、関根容疑者を懲戒解雇し、同署に告訴した。
同署は今月3日、旅行代金約120万円を横領した疑いで関根容疑者を逮捕した。
<美濃加茂市長>収賄の疑いで聴取…愛知県警
毎日新聞 6月24日(火)11時40分配信
全国最年少市長の岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長(29)が、中学校のプールへの雨水ろ過器導入を巡って便宜を図るよう業者に依頼され、その見返りに現金を受け取った疑いが強まり、愛知県警捜査2課などは24日朝、収賄容疑で藤井市長の事情聴取を始めた。
捜査関係者によると、藤井市長は市議時代の2013年春ごろ、名古屋市の経営コンサルタント会社社長(43)=詐欺罪で公判中=から現金数十万円を受け取った疑いが持たれている。捜査2課は社長からも贈賄容疑で事情を聴く。
議会関係者によると、藤井市長は同年3月議会の委員会で、プールに雨水をためておき、災害時にろ過して飲料水に使うよう市議として提案。一般質問では市幹部から「雨水ろ過の導入を検討する」との答弁を引き出した。
藤井市長は同年6月に市長に当選。同7月31日、業者との間で「自然循環型雨水プラント実証実験」という協定を締結し、市内の中学校のプールに、ろ過器を 設置して水質を調べる実験を行った。市は納入業者を選定する入札を計画したが、今年2月に業者が愛知県警に詐欺容疑で逮捕され、計画は立ち消えとなった。
今月の市議会では「ろ過器の導入過程が不透明」との批判が噴出。23日の市議会内の会議でも「利益供与があったのではないか」と追及されたが、藤井市長は否定したという。毎日新聞の先月の取材にも、疑惑を全面否定していた。
藤井市長は10年の市議選でトップ当選。前市長の退任に伴う市長選で元市議会副議長を破り、初当選した。
<都議会>ヤジ謝罪、「結婚しろ」のみ認める…鈴木章浩議員
毎日新聞 6月23日(月)23時49分配信
東京都議会本会議でみんなの党の塩村文夏(あやか)議員(35)が女性蔑視のヤジを浴びせられた問題で、自民党の鈴木章浩議員(51)が23日、都庁で記 者会見し、「早く結婚した方がいいんじゃないか」と発言したことを認めた。鈴木氏は塩村氏に謝罪し、所属会派の都議会自民党を離脱したが、党籍は残し、議 員辞職も否定した。
【早く結婚してほしかった】…鈴木章浩議員の謝罪会見・一問一答
これに先立ち会見した都議会自民党の吉原修幹事長によると、鈴木氏は同日午後の会派総会前、吉原氏に自らの発言だったと認め、会派離脱を申し出た。吉原氏はこれを認めたという。
会見で鈴木氏は、ヤジを飛ばした理由を「少子化、晩婚化のなかで早く結婚していただきたいという思いがあったが、配慮が足りなかった」と説明。だが、塩村 氏側が主張している「産めないのか」といった他のヤジについては自分の発言ではないとし、「私の発言が引き金になり、騒動になったのは反省している」と述 べるにとどめた。
問題のヤジがあった直後の18日夜、鈴木氏は毎日新聞の取材に「何言ってるんですか。(ヤジは)ないです」と反論。20日も記者団に発言を否定した。その理由を問われると「『子供を産めないのか』などさまざまな発言が一緒になり、説明の機会を逸した」と釈明した。
ヤジを巡っては海外メディアでも報道された。鈴木氏は「私の配慮を欠いた発言がきっかけとなって大きな問題となった。6年後の五輪を控え、私も含めて複数 のヤジが出たという話の中で、議会の正常化のために頑張らないといけない」と強調。引き続き議会活動を続ける考えを示した。
ヤジは18 日の本会議で、女性の妊娠・出産を巡る都の支援体制について塩村氏が一般質問していた時にあった。議場には笑い声が上がって、別のヤジも相次いだ。鈴木氏 の地元・大田区でも「鈴木氏の声ではないか」との指摘が出ていた。鈴木氏は2007年の都議補選で初当選し現在3期目。都議会自民党政調会長代行などを務 めていた。12年8月に無許可のまま船から泳いで尖閣諸島の魚釣島に上陸し、沖縄県警に軽犯罪法違反容疑で事情聴取を受けた。
盗難車2千台買い取りか、ナイジェリア人逮捕
読売新聞 6月23日(月)19時32分配信
窃盗グループから車を買い取っていたとして、ナイジェリア国籍で自称自動車輸出業、オルジ・アフィポ被告(51)が盗品等有償譲り受け容疑で逮捕、起訴されていたことが、警視庁幹部への取材でわかった。
同庁は、オルジ被告が2012年以降、仲間と共謀し、複数の窃盗グループが首都圏で盗んだトヨタのワゴン車「ハイエース」など約2000台(計約30億円)を買い取っていたとみている。
捜査幹部によると、オルジ被告は昨年11月、千葉県白井市の自動車解体作業場「ヤード」で盗品のトラックを有償で譲り受けたとして、同容疑で警視庁に逮捕 され、その後起訴された。同庁は今月14日、昨年10月に同市のヤードで、盗難ワゴン車4台を計50万円で買い取った疑いで再逮捕した。オルジ被告は千 葉、茨城両県で計6か所のヤードを経営。盗難車を解体し、船便で部品としてナイジェリアに輸出していたという。
出会い系アプリで出会った女子中学生 買春容疑の男2人逮捕
産経新聞 6月23日(月)21時53分配信
スマートフォン(高機能携帯電話)の出会い系アプリで知り合った女子中学生とわいせつな行為をしたとして、京都府警少年課と南署は23日、児童買春・ポル ノ禁止法違反(買春)の疑いで、京都市右京区西院清水町の無職の男(49)と、同市下京区屋形町の解体工の男(35)を逮捕したと発表した。同署によると 「18歳未満とは知らなかった」などと、ともに容疑を否認している。
逮捕容疑は3月8日午後5~9時ごろ、無職の男の自宅で、同市の中学3年の女子生徒(14)にわいせつな行為をしたとしている。
同署によると女子生徒がスマートフォンの出会い系アプリ上に「愛人契約できる人」などと書き込み、それをみた解体工の男が女子生徒と接触。同市南区の駐車 場に呼び「お金くれる人がおるから一緒に行こう」などといって、友人の無職の男の自宅に連れ込んだという。当時女子生徒は家出中で、数日後に帰宅した際、 不審に思った母親が同署に相談し発覚した。
爆笑問題 元マネージャーが覚せい剤で逮捕!
女性自身 6月24日(火)0時0分配信
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6月16日、東京地裁で行われた覚せい剤取締法違反容疑の公判。「今後は薬物と縁を切って、きちっと社会復帰をしたいと思います」と、A被告(49)は神妙に謝罪の言葉を口にした。
彼 は、実は爆笑問題の元マネージャー。太田光(49)、田中裕二(49)の2人とは日大芸術学部時代の同級生でもある。18歳から31年来の付き合いの、ま さに“同志”とも言うべき存在だった。太田の妻・光代さん(49)が社長を務める爆笑問題の所属事務所『タイタン』に長年勤務していたが、2年前に居眠り 事故を起こして退社。その後、別業種の会社に転職し、被害者への賠償などに努めていたはずだったが……。そんな彼が昨年、覚せい剤所持の現行犯で再び逮 捕。起訴されて現在、裁判中の身となっていた。
法廷では、驚くべき事実が明らかになった。検察や被告人の証言によれば、A被告はなんとタイタンでマネージャーとして働いていた頃から、“シャブ漬け”だったというのだ。 この日、論告求刑で検察官は、こう読み上げた。
「売人の携帯電話には『高円寺ベテランさん』なる名前で登録されていたAは、覚せい剤をラブホテルで使用し、残った覚せい剤と注射器を所持しているところを職務質問されて、現行犯逮捕されたものである」
A被告は、橋下徹・大阪市長が08年に大阪府知事選に初挑戦した際に選対の選挙統括本部長として選挙運動を仕切り、朝日新聞でも報じられたほど。当時、爆 笑問題の2人は自分たちのラジオ番組で、一躍時の人となったA被告を愛情込めてイジってもいた。本誌は、タイタンの太田光代社長に電話で話を聞いた。
――A被告が覚せい剤を使用していたことは気付きませんでしたか?
「知 りませんでした。爆笑問題の2人も、他のスタッフたちも気付きませんでした。しかし、今回のことは呆れてモノも言えない。そんなこと(覚せい剤使用)がわ かっていたら、即座にクビです。事故の直後に、再就職しやすいように懲戒解雇ではなく諭旨解雇にしましたが、そんな私が間抜けでした。完全に裏切られまし た」
光代さんは激しい口調で、怒りをぶちまけた。
「今回の逮捕を知って、太田も田中も『あいつは無理だ。一生、会わない』と怒っています。タイタンとしては、(Aの逮捕を受けて)スタッフと所属タレント全員、病院で薬物検査をすることにしました」
【ブラジル】チリ人がマラカナン侵入 ダフ屋の日本人も身柄拘束
サンパウロ新聞 6月23日(月)23時44分配信
サッカー・ワールドカップ(W杯)でスペイン対チリ戦の会場となったリオ市のマラカナン競技場で18日、100人以上のチリ人サポーターが競技場内に侵入 した。国際サッカー連盟(FIFA)によると、少なくとも85人が逮捕され、連邦警察によって強制送還されることになるという。このほか、リオ・グラン デ・ド・ノルテ州ナタル市でもダフ屋行為を働いたとして日本人男性が身柄を拘束されるなど、国内各地でW杯関連の騒動が起きている。18、19日付の地元 メディア(電子版)が報じた。
チリ人サポーターらはプレスセンター周辺のフェンスを壊して競技場内に侵入したが、すぐに警備員によって 制止された。W杯開催準備委員会によると、チリ人らは入場ゲートに向かうことなく会場周辺で待機し、医者を呼んでほしいと頼んで職員の注意をそらした隙に 侵入したとみられる。
逮捕されたチリ人らはバルセロナの旅行代理店で偽造チケットを買わされたとし、「チケット代を支払った時の契約書と領収書も持っている。証明書まで発行されているのに」と主張している。
一方、ナタル市のアレーナ・ダス・ドゥナス競技場で19日には、日本対ギリシャ戦のチケットを違法販売しようと試みた日本人男性がダフ屋行為の疑いで身柄を拘束された。
この男性はチケットを4枚所持していたが、FIFA公式サイトでの販売価格を下回る価格でチケットを売りさばこうとしていたとされている。20日にナタルの裁判所に出頭することを命じられているが、警察は男性の氏名などの情報は公表していない。
FIFA公式パブリックビューイング「ファン・フェスタ」のサンパウロ会場付近でも、イングランド人サポーターらに対して発炎筒や火炎瓶を投げ付けたブラ ジル人14人が逮捕された。負傷者は出なかったが、逮捕されたブラジル人の中には17歳の未成年もいたことが分かっている。