令和、最初の例会 | あるちゅう司法書士の思うまま

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アルコール依存症のどん底を経験、現在は司法書士として第4の人生を歩む。アルコール問題のほか旅行記、鉄ネタ、たわごと…
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 断酒会の会場はロの字型にテーブルを並べていることが多い。

 私の会では諸事情(机がやたら重い、会の終了時間から会場の退出時間まで10分しかないなど)があり、スクール形式の部屋をそのまま使っている。

 そのほうが緊張しなくていいとか、顔が見えたほうがいいとか、たぶん参加する人それぞれに意見があるのでしょうけど、ずっとこのスタイルでやってきた。

 

 朝に会長から「令和、最初の月の司会をお願いします」とLINEが来た。

 

 そう、司会席に座った日だけはみんなの顔がよく見える。

 

 病院から出席してくれる患者さんに初めから明るい表情をの人なんてまずいない。

 例会が終わってもたいていは困惑した不安な表情をして去っていく。

 

 自宅が会場に近いからと毎週通ってくれる患者さんが、週ごとに明るい顔になっていくのも見るし、人の体験談を聞いていたある瞬間に生気がよみがえるかのごとき表情を見せる人がいる。

 

 おとといはそんな瞬間が見えた。

 彼も何かと問われたら言葉にできないだろうけれど、戦慄のようなものが走っているのでしょうね…

 

 また何かのきっかけを掴みに足を運んでほしいなと思う。

 

 

 そういう私の周りも昨日からにわかに波が立ってきた。

 お酒を飲んでいる人と向き合うのは正直いうと厄介だけど、決して苦痛とは思わない。

 また、動かないといけない時が来たかも…