今年はあちこちの紅葉を楽しんでいるが、昨日は大阪の「箕面の滝」を訪ねた。
 箕面(みのお)は大阪平野の北の突き当りとでもいう場所にあり、自然も豊かで大阪随一の紅葉の名所である。

 大阪市内から阪急電車で30分もあれば着くし、駅から滝まで遊歩道を歩けばより紅葉を楽しむことが出来るのだが、滝の近くに駐車場があり私たちもこちらを使うことにした。

 平日とはいえ紅葉が見ごろを迎え駐車場も混雑していた。


 駐車場の空きを待っていると助手席で前回ここへ来た時の話が始まった。
 まだ完全にお酒が止まっていなかった頃に来たと思うのだが、私は記憶が抜け落ちていることも多く、何年前だったのか正確に覚えていない。今日と同じく満車だったのでさっさと通過して滝までは見に行かなかったと言ってくるのだが、たぶんそれはその通りだったろうと思う。
 あの頃の私は、駐車場の空きを待ってまでということは出来なかった。話を聞かされて、酔っ払いはつまらんものだと今さらながら考えさせられる…
 
 車を停めると、色とりどりの紅葉に覆われていた。

 

 


 ここだけでも十分と、飲んでいたころの私なら引き返しかねないが、今日はもちろん箕面の滝まで下りていく。


 滝に続く遊歩道も紅葉が素晴らしい…

 


 遠く下の方に滝壺が見えた。


 私たちと同じくたくさんの人が滝と紅葉を楽しみに来ていた。

 


 滝の周りの紅葉だけが色褪せていて少し残念だったが、それでも澄んだ空気とともに最高の光景だった。

 


 この辺りでは紅葉を見るだけではなく、おみやげ用にてんぷらにして売っている。

 


 前年に採ったもみじの葉を塩漬けにしたものを甘い衣をつけて揚げるのだが、お味は「かりんとう」、珍しくもないので今回はパスした。

 再び坂を上って駐車場に戻る途中にこんな石碑があった。


 大分県の耶馬渓に「一目八景」という風光明媚な場所があるが、ここも同じような意味を込めて名付けられたのだろう。
 一目で千本の紅葉。素晴らしい。