7年目に旧鉄橋の見納めに来て以来、4度目の訪問になると思う。

 JR山陰本線の鎧駅と餘部駅との間にある全長309.4m、高さ41.5mの餘部鉄橋は、鉄道ファンならずとも有名なスポットである。


 久しぶりに来てみると橋梁の下に道の駅が出来ていた。名所らしくしばらく待たないと車を停めることが出来なかった。
 道の駅のわきには、旧鉄橋の写真と橋桁の実物が展示されていた。

 


 架け替えは老朽化が理由だが、計画を加速させた出来事があった。
 国鉄民営化を翌春にひかえた昭和61年の暮れ、この橋梁にさしかかった回送列車の客車7両が日本海からの強風に煽られて転落、不運にも鉄橋下の水産物加工場を直撃し従業員と列車の車掌合わせて6人が亡くなった。
 こちらは事故の犠牲者を悼む慰霊碑である。

 
 そのような惨事があったことを改めて胸に置いて観光を続けよう。

 現在は旧鉄橋を利用した展望台があるのだが、橋脚を下から見上げるとその大きさに圧倒される。

 

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 地元の小学生が餘部を描いた絵があった。


 整備された坂道を登り展望台と餘部駅を目指す。

 


 5分ほどで展望台に着いた。
 餘部は鉄橋が一番有名だが、この海と漆黒の屋根瓦の集落も私は好きである。

 


 すぐ横が餘部駅になっている。強風時に列車を停止させる装置もあった。

 

 


 旧鉄橋の見納めの時と同じく、偶然にも特急「はまかぜ」が通過して行った。
 昔は東京と山陰を結ぶ寝台特急「出雲」や「あさしお」・「まつかぜ」も走っていたが、今はこの「はまかぜ」だけになった。


 寂しくなったが、橋梁とおなじく車両も新型に置き換わり、時の流れを感じた。

 線路の反対側に渡り、鉄橋を渡る列車も写真に収める。有名な撮影スポットである。



 3連休初日で観光客が多かった。鉄道好きでなくても楽しめる場所だと思う。一度訪ねてみてはいかがでしょうか?