ん?
と反応した方はそれなりのお歳ですね。
吊り掛けの音が聞こえてきそうです。
京都水族館のある梅小路公園の一角に、1970年代まで京都市民の足として活躍した京都市電の車両を保存している場所があり、保存車両が売店や鉄道グッズのお店になっていてこんなものを頂きながらゆっくりと休憩することができます。
小さな子ども連れで梅小路公園に来る世代は走っている市電を見たことがない世代でしょうけど、このどこか懐かしくて優しい雰囲気に人が寄ってきます。
車内も開放されていて休憩ができます。
木の温もりを感じる車内。
当時の路線図などもそのままにされていました。
広場の敷石にも路線図が刻まれています。
市電の系統番号が見えますね。
例えば1→201のように前に20とつけると、今はその番号の市バスが同じ路線を走っていたりします。
京都市電が廃止されたのは私が小学校に入学した年。
当時、高槻から京都の祖母の家に来たときに見ていたので懐かしく感じます。
広電に移籍した車両のように走っている姿を見ることはできないけれど、数両が一堂に会しでいるのはここしかありません。
それでは最後に往年の京都市電の姿をどうぞ…