京都に住み知っていてもゆっくり行ったことがない場所も多いものです。
西本願寺もそのひとつで、堀川通は車で通ってもその築地塀の向こうの世界には触れたことがありません。夜の特別拝観があると聞き訪ねてきました。
七条猪熊の大玄関門で整理券を頂きます。予想以上に多くの人出で入るまで時間がかかりそうです。
入ってすぐ正面は大玄関。
公式の行事などで来客を迎える折に使われたそうです。
唐門。
黒塗りに極彩色。麒麟や孔雀の彫刻が施された豪華な姿。
眺めていると時間が経つのを忘れてしまうと、別名「日暮らし門」と呼ばれるのもわかります。
1983年の儀式以来開かずの門だとの説明でしたが、来年6月からの修復工事を前に本日(5/21)1日限りで開門され通行が許されました。行ってみたかったですね。
このあと順路は書院の中へと続きました。
すべての壁面と天井に絵が描かれた間や、精巧に彫られた欄間、南北二つの能舞台などため息が出る空間が広がっていました。
残念ながら撮影は禁止でしたので、こちらのページなどでご覧くださいね→★
再び外へ出て飛雲閣。
金閣、銀閣とともに京都三名閣に数えられます。
池の鏡面に映った姿がまだ綺麗です。
最後は中央に宗祖親鸞の木像、左右に本願寺歴代門主の御影を安置している御影堂。
まずはお堂そのものの大きさに驚かされます。
堂内に入ることは出来ず正面に置かれた焼香台からの参拝でした。
この伝統ある建物が浮かび上がらせる美しい行事が開催された趣旨が西本願寺のHPにありましたのでご紹介します。
「このたびの伝灯奉告法要の意義を広く社会に発信していくとともに、従来の早朝から夕刻までだけではなく、夜間でなければ得られない世界的にも歴史的にも貴重な本願寺文化財の魅力を知っていただき、これまで寺院にご縁のなかった方々にも、新たにみ教えとのご縁を結んでいただくために…」
調べてみますと、宗祖・親鸞聖人の教えがこのたび第25代の専如門主に伝えられたことをその御前に告げるとともに、教えが広く伝わることを願う「伝灯奉告法要」の協賛行事ということなのだそう。
社寺に参拝させていただく側の礼儀として最低限のことは知っておきたいものです。
訪ねてみたいと思われた方は5月24日~31日(水)の8日間に最後の機会があります。
これに合わせてとなりの龍谷大学でも学舎のライトアップが行われています。
西本願寺とは趣が異なるライトアップもまたいつ鑑賞できるかわかりません。
ゆっくり楽しませていただきました。
※写真は5/13に撮影したものです。
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