真庭市勝山。
3泊目の宿を津山で押さえ、どこを見て回ろうかと探していて辿りつきました。
勝山は出雲街道の宿場町でありまた三浦藩の城下町としても栄えた歴史を持ち、その町並みが保存されています。
落ちついた佇まい。
すべてのお店に吸い込まれそうになる気流。
家の床下を用水が流れる独特な光景。
街道の中ほどに川柳を集めた一角がありました。
これいいですね。
「白地図を二人の彩で塗っている」
初めて二人で遠くを旅した、そして駆け出しの2人には希望と期待を感じさせてくれました。
そしてこの町並みを特徴づけるもの。
お店や民家の軒先にかけられた暖簾。
同じ図柄のものはふたつとありません。
そんな暖簾が涼やかな風に吹かれて、渇いたのどに水を含ませて生き返るような清清しい感覚を覚えました。