江田島に来た最大の目的、三高山砲台跡に向かいます。
日露戦争直前に建設された広島湾要塞における最大規模の砲台跡です。
日本海軍の重要基地だった広島・呉へ向かう大型船の航路は那沙美瀬戸だけなので、三高山をはじめ海峡沿いにいくつかの砲台が設けられ、ロシアのバルチック艦隊を迎撃することが想定されていました。
海沿いの道から山道をぐんぐん上る。標高400mの高い場所に砲台跡がありました。
ここは公園として整備され他よりも保存状態が良いらしい。
本当にこの先に何かあるのかと思うような雑草が伸びた歩道を行くと、その要塞が姿を現しました。
鬱蒼とした森の中に近代的な煉瓦造りの軍兵舎跡。
中も見ることが出来ます。
100年以上の月日が経ち当時の息遣いは聞こえてこないが、祖国を防衛するために兵士たちが流した汗が染みついているような気がしました。
その兵士の任務を支えた炊事場跡。
そして兵舎跡の横の階段を登ると砲台の跡がありました。
大砲は今は撤去されていて土台の跡と写真入りの案内板だけがありました。
結局日露戦争でこの砲台は実戦を経験することなく廃止されたのだが、その後時間を置かずして第二次世界大戦へと突き進んだのは周知の事実です。
これから目の前に見える海を渡り、悲惨な戦争終焉の地となった広島へと向かいます。











