高い!安い?
ワインって本当に値段の差が激しく、何を根拠にそんな値段になるのか分からない、という話をよく聞きます。
確かに、1万円のワインが2,000円のワインの5倍美味しいという訳でもなく、10万円のワインが1万円のワインの10倍美味いとも限りません。
ただ、自分でも980円のワインから50万円を超えるワインまで飲んでみて感じていることは、長い時間を掛けて評価されてきたことで値上がりしたワインというのは、高くても納得できる何かがある、ということです。
もちろん個人差がありますし、特に味については敏感な人とそうでもない人も現実にはいて、さらに好みの問題まであるので、例えば3,000円台のワインと3万円台のワインを一緒に飲んだ時、人によっては、3,000円のワインが美味しいといっても可笑しくありません。 というように、良い、悪いという判断の基準が難しいのは確かですが、このワインはやはり凄いというのが存在するのも確かなのです。
お酒なんて酔えば良いんだよという意見も間違ったとは言えませんが、こんなに素晴らしい味と香りを楽しめるならたまにはお金をケチらなくて良いという考え方も有り得ると思います。
神の雫に登場する名だたる高級ワインの中では庶民的には全く手の出ないワインが多いのですが、一人で飲むよりも大勢で飲みながら感動を分かち合うという楽しさもありますし、1年に1度でも凄いワインというのは飲んでみたいものです。
さて、ここで紹介するのはワイン作りの神様とも呼ばれたアンリ・ジャイエの作品ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥ1999年です。エマニュエル・ルジェのパラントゥは2回飲みましたが、思わず笑みになるような体験でした。いつになるか分かりませんが、在庫がまだ続くのなら、ぜひ一度飲んでみたいと思います。
もう一本。安くても美味しいワインも色々ありますし、何度も買って飲んでるものもありますが、神の雫の中でもそういうワインに出会えます。
残念ながら漫画で取り上げられた2000年ヴィンテージはもう買うことができなくなりましたが、2005年は素晴らしい年でしたので、この2005年ヴィンテージも期待大です。ご紹介するのは第2巻に登場したジスクールのセカンド、ル・オーメドック・ド・ジスクール2005年です。
両者の価格差20倍以上、さて味はいかがでしょう。