
大阪弁とキュリー家の人々
“地元プチ古本まつり” もそろそろ終盤を迎え、さすがにうっかり買ってしまいそうな本も徐々に減ってきた。とはいえ、油断は禁物。(^^;
1冊1000円を超える本は基本スルーすることにして、先日拾ったのが、前田勇の『大阪弁』(250円)と岩波新書の『キュリー家の人々』(200円)。どちらもアマゾンでもっと安く出品されているけれど、送料が加われば同じことだ。
『大阪弁』(朝日選書80)は、以前から気になっていた、私にとって未知の領域への道案内として入手したもの。ただ、初期段階で読むガイドブックとして正解なのかどうか……(^^;
『キュリー家の人々』は1964年に刊行された岩波新書(青539)。“マリ・キュリーの愛弟子として二代にわたってキュリー家と親交のあるコットン夫人が、学問的業績とその家庭生活および平和に対する強い関心など、多方面にわたってキュリー家の人々の姿をいきいきと描き出したもの” で、約190ページの本編に続く巻末の60ページほどの文集(ノーベル賞講演などを含む “科学と科学研究”、教育や婦人参政権などに関する “社会活動”、その他 “手紙と回想”)がちょっと嬉しかった。
残りの期間もあとわずかか……。






