年金と古本 | DVD放浪記

年金と古本

年金事務所で年金の受け取り手続きを済ませてきた。これで私も今年の7月あたりからやっと年金を頂くことができるようになるのだ! (^0^)

 

これまで受給繰り下げしてきたけれど、そろそろ回収を始めないと取りはぐれたままあの世行きとなりかねない!

 

で、その年金事務所への道順が、Google マップ上では狭い小路の連続でメチャメチャ分かりづらく途方にくれてしまう。もう約束の刻限に間に合わないことは確実だった。カンに任せて大きな通りに出て、反対車線のタクシーをつかまえた。

 

おそらく大した距離でもないはずなので申し訳ないなと思いつつ、「年金事務所をお願いします」と告げると、運転手さん一瞬固まってから、「えーっと、事務所だったら、道の向こう側ですよ。」と教えてくれた。「まだメーター倒してませんから」というので、私は大恐縮で車を降り、事務所に向かったのだった。(^^;

 

Google マップは、機械的な最短距離を基に(複数の)道順候補を教えてくれるらしいけれど、まっすぐ行って直角に曲がればオッケーのような、間違いようのない、分かりやすさ優先の道順は教えてくれないのかぁ?

 

無事手続きを終えた私は、事務所を出て、その間違いようのない、新ルートで駅まで戻ろうとしたのだが、なんと、どこまで行ってもその直角に曲がる箇所に行き着かないのだった……(T-T)

 

もうここに書き出したくもないぐらいに試行錯誤を繰り返した末に出発点の駅前にたどり着いた私は、目についたかつやに飛び込み、ロースカツ定食を注文した。フン! とん汁は大に変更して。924円(税込)

 

 

 

 

その帰りに地元の書店に立ち寄ると、また古書店とのコラボ企画をやっていた。

 

新刊書店の前のオープンスペースに古本のワゴンを複数配置し、精算は書店内のレジで行うというものだ。一部CDやDVDも置いている。

 

 

 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 
 
ミシュレ『魔女』は、岩波文庫か図書館で読めるかな?
 
 
 

 
 
 
山田風太郎『風眼抄』の表紙イラストには思わず笑みがこぼれてしまう。小口はきれいに焼けていて、私的には非常にいい状態。角川文庫キンドル版のセールを待つか迷う。二木兄妹ものは内容がちょっと気になるけれど、う~ん、どうしよう……。
 
 
 

 
 
 
ある店のハードカバーはやたらと状態のいいものが多く、サイモン・シンの『フェルマーの最終定理』のほぼミント状態のもの(ただし、2004年22刷)が330円というのには驚いた。開き癖がないのはもちろんのこと、本体背表紙の天地にもまったく傷みがないのだ(新刊書店でもこの状態のハードカバーはもう見られないかも)。神保町のワゴン品なら、背や本の角のつぶれは当然だし、表紙・オビが無傷なんてことはまずありえないだろう。
 
ただし、『中井英夫戦中日記 彼方より〈完全版〉』あたりになると、もう少しお高くなってくる(が、オリジナル価格よりは安いようだ)。 (^^;
 
大判ソフトカバーの『すきやばし次郎 旬を握る』(1997年第1刷)もコンディション良好で440円。回転寿司しか食べ(られ)ない私にとっては良質の幻想譚といったところか。まあ、回るひと皿よりは高くても文句はいうまい。 (^^;
 
 
 
 

 
 

 

 

 

いま画像を見直していて、グレアム・グリーン『逃走の方法』は拾っておくべきだったかなと反省している。小口が無数のカビ汚れでバッチい感じだったのでパスしたのだけれど、最近あまり見かけない本で250円ならあまり贅沢をいってられない。 明日も売れ残っていたら拾うことにしようかな。(^^;

 

 

 

 

 

 

 

この地元書店のささやかな、のんびりとしたイベントは、5月ごろまで行われる予定らしい。先の補充が楽しみである。 (^0^)