
異色講師登場!:場つなぎに終わるのか?
昨年の5月25日の記事「2024年度 NHKラジオ英語講座:すべりだし雑感」で、「ニュースで学ぶ “現代英語”」について、私は以下のように記していた。
前期から続いての伊藤サム講師は新しいアシスタントのクリスティ・ウェストとともに月曜火曜を担当。残りの3日間を週替わりで、前嶋和宏、大門小百合、竹下隆一郎らが講師を務め、その3日通してのMC担当はトラウデン直美、アシスタントはトム・ケインという陣容である。月火の解説はやや英語学習寄り、水木金は各ニュースのトピック寄りといった印象。
ところが、その竹下講師の姿が最近見えないなと思っていたら、22日の放送から新講師が登場したのだ!
カナダ トルドー首相が辞意表明
初回放送日:2025年1月22日
ニュースや研究の現場で活躍している専門家が、「実際に現場で使っている英語」をニュースの背景とともに解説します。MC:トラウデン直美 解説:大島 希巳江
◆ ニュースで学ぶ「現代英語」 カナダ トルドー首相が辞意表明
これにはちょっと驚いた。
これまでは、大門講師がマルチプレイヤーとするなら、前嶋講師はアメリカ政治を専門とする大学教授。そして、経済分野に明るい竹下講師といった陣容だった。
けれど、大島希巳江という名前で私が真っ先に思い浮かべるのは、“神奈川大学国際日本学部国際文化交流学科教授” ではなく、なんといっても、“英語落語の実践者” なのである。(^^;
◆ Rakugo in English-Zoo by Kimie Oshima
私が聴いた限りでは、彼女の番組さばきはまずまずで、アシスタントの米国人講師との英語トークも無難にこなしていた。
はたして彼女は竹下講師の一時的ピンチヒッターなのか? 番組の講師紹介ページでは、依然として竹下講師の名前は消えたままで、大島講師の名前も見当たらない。
実は、登場3日目となる24日(金)の番組の最後は、大島講師のこういう挨拶で締めくくられていた。
◆ ニュースで学ぶ「現代英語」 横浜市 “日本新三大夜景都市”に
「お後がよろしいようで」