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フランス書市2024:初日
紀伊國屋書店の洋書専門店 Books Kinokuniya Tokyo で開催中のフランス書市を覗いてきた!
私はいつもJR新宿駅の南口から歩いていくので “新宿の Books Kinokuniya Tokyo” とか書きがちなのだけれど、実は、タカシマヤタイムズスクエア 南館があるのは、渋谷区の千駄ヶ谷である。
午後1時少し前に現着。6階でエレベーターを降りると、この掲示がお出迎え。(^^)
さすがにこの一角だけは人だかりが……。
フランス語を読めない私の目は “特定のジャンル” のコーナーへと吸い寄せられていく。(^^;
今回注目の品は、よしながふみの『大奥』だろうか。Le Pavillion des Hommes が1巻から4巻まで置かれていた。これの英語版は丸善の洋書そるど市で数巻入手しているので見比べてみようかなとも思ったのだけれど、私じゃ絵だけを見比べることになってしまう。(^^;
それでもここでは『王様ランキング』など3冊を拾う。どれも本体価格600円(税込660円)で、すべてを確認したわけではないけれど、いわゆるペーパーバックサイズなら似たようなものなのだろう。
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もっとも、私だっていちおう他の箱も見てはいる。(^^; たまたま、ポーランド生まれのアメリカ人作家 Jerzy Kosinski の名前を見つけた。そこでハタと思いついたのが、彼の Being There (ハル・アシュビー監督の映画「チャンス」の原作)の仏訳だったら、やさしいフランス語で分量もごくわずかに違いない! そう思い込んで、以後ずっと Kosinski の名だけを求めて(仏訳タイトルなど見当もつかない)段ボール箱の中に並んだ背表紙を眺めていったのだった。
で、次に見た箱を見てビックリ! 吉田秋生の BANANA FISH の巨大版があったのだ。週刊誌サイズで分厚さからみてオリジナルの2巻分はありそう。専門用語でなんというのかわからないけれど、硬質な透明のビニールカバーがかけられていた。これが1500円(だったかな?)。念のため、同じフロアに置かれていた英語版単刊の価格を見たら……絶句。(@@;
もっとも、このお徳用 BANANA FISH はドイツ語版だった。そういえば、以前アマゾンで格安で販売されていた浦沢直樹の『20世紀少年』ドイツ語版にも同じようなビニールカバーがかけられていたっけ。
その他、台湾の書籍を集めたコーナーなどもあったけれど、とりあえず、7月4日(木)から始まる 夏の洋書市 のチラシをもらってこの日は撤収したのだった。