
キンドル本セール:京都案内+ハインラインXホールドマン
衆院補選の東京15区がいよいよ面白くなってきた。
同地区での投票権はない私だけれど、左右問わず、既存体制へのショック療法としての “劇薬・飯山あかり” にはちょっと期待したくなる。マジに、政治的死者が出てきそうな気配もありそうな……(^^;
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少し前に、地元の新刊書店とのコラボ企画として開かれたプチ古本市で、梅棹忠夫の京都案内本を見かけたことがある。そのキンドル本の価格が下がっていた。【注:以下の価格情報は次の瞬間にも新たなものに更新されているかもしれない!】
◆ 京都案内?
あのとき平台に置かれていた角川文庫には330円の価格シールが貼られていた。
今回のキンドル本は292円。前回スルーした私は今回ゲット! ついでに『京都の精神』も。 (^^;
いっぽう、洋書で見逃せないのはロバート・A・ハインラインのヒューゴー賞受賞作『宇宙の戦士』だろう。この原書キンドル本が173円とバカ安である。
初訳を手がけたのは矢野徹で、内田昌之による新訳があるけれど、現在も矢野訳は電子版で生きている。ちなみに、映画化で話題の『デューン』も初訳は矢野徹だったが、シリーズ全作について新訳が刊行されるもよう。
そうそう、この『宇宙の戦士』を踏み台にしてヴァーホーヴェン監督(と脚本家のエド・ニューマイヤー)が好き放題にやらかした『スターシップ・トゥルーパーズ』は、原作ファンには嫌われ、映画ファンにもB級グロ映画と蔑まれているかもしれないけれど、誰がなんと言おうと、SF映画史上に燦然と輝く金字塔である。未見の方はぜひともお見逃しなく!
その『宇宙の戦士』を強く意識して書かれたのが、ベトナム戦争に従軍経験のあるジョー・ホールドマンの『終りなき戦い』で、こちらもヒューゴーとネビュラ両賞を受賞している。“ベトナム戦争” をめぐる新旧作家の取り組み方の違いをあらためて読み比べてみたいところだ。早川書房がこの邦訳を品切(絶版?)のまま放置しているのはもう、その罪、万死に値すると思うぞ‼
あと目についたものを少し挙げておく。













